Dir en grey [D]

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[ VULGAR ]
(2003:FIREWALL DIV)
Vo:京 Gt:薫 .Die Ba:Toshiya Dr:Shinya

大きな分岐点となった3曲のシングルを含むメジャー4thアルバム。
世界的にラウドロックが席巻していた中、ヘヴィーさを増してその本流に殴りこんだ力作です。
そして、世界的なバンドへの足掛かりとなった作品でもあるようです。

若くしてヴィジュアル系からここまでの世界観とサウンドを確立したことの凄さ。
そして、雨後の筍のように影響を受けたバンドが増えたこと増えたこと。
それだけの影響力を持った作品です。
どんなレヴューを見ても好評価ばかりなんですが、僕も全面的に得心してしまう有様。('20/8)

[ GAUZE ]
(1999:east west japan)
Vo:京 Gt:薫 .Die Ba:Toshiya Dr:Shinya

3枚同時リリースのデビューシングルと4th,5thまでのYOSHIKIプロデュースによる5枚のシングルが収録されたメジャー1stアルバムです。
ここ最近、「Schweinの椅子」を久々に聴きたいなと思っていたところで、
状態の良い赤盤面のやつを見つけてしまったので回収です。

いわゆるディル以後と称されるようなバンドになるのは次作の「MACABRE」以降だと言われていますが、
20年間も一線で活動しているバンドの原点がここにあります。
影響を受けたアーティストの影が見え隠れするとはいえ、
媚びることのない美学とその勢いが詰め込まれたかのよう。
ちょっとグロいですけど。
今更ながら、'90年代ヴィジュアル系の到達点のひとつがこの作品だった。('20/8)

[ 残-ZAN- ] [追記]
(1999:east west japan)
Vo:京 Gt:薫 .Die Ba:Toshiya Dr:Shinya

ここ最近はレアアイテム化している当時の8cmを見つけては回収する日々です。
そういう趣味です。
ということで、YOSHIKIプロデュースによるメジャーデビュー3枚同時リリースの内の1枚。
もうジャケ写でやられます。
そして、今の時代に演ったところでエセ感丸出しになりそうな、このイカレた狂気と衝動がたまらない。
是非どうぞ。

[ JEALOUS ]
(1998:Free-Will Records)
Vo:京 Gt:Die .薫 Ba:Toshiya Dr:Shinya /key&prog:KIYOSHI(D≒SIRE)

今や神呼ばわりされるほどのメジャーなバンドになり、ディル以後と言えるほどに
その後は影響を受けたバンドがシーンの中心になりました。
とはいえ、この当時はどんな角度から見てもヴィジュアル系です。モロです。
そして、この作品はフリーウィルから発売されたD≒SIREの幸也プロデュースによる
インディーズ1stシングル。
そういえばメジャー・デビューはYOSHIKI絡みでシングル連続リリースだったので、
ヴィジュアル系のサラブレットのようなバンドだったんですよね。そんな面影はないけど。('11/2)

[ MISSA ]
(1999:Free-Will Records)
Vo:京 Gt:Die .薫 Ba:Toshiya Dr:Shinya /key:Tadashi"CAZA"Konishi

'97年リリースの初CD音源です。
その当時のDynamite Tommyさん→east west japanという
一連のお試しシリーズで発表された作品ですが、
所持品は'99年にフリーウィルから再発されたもの。
これがトミーさんの慧眼だったのかどうなのかは解りませんが、
世界的なバンドに成長している昨今です。

そして、才を感じる歌詞が突出している今作品ですが、
何よりも最初からこのレベルのコンセプトとクオリティーを
形にできるバンドはあまりいないかもしれません。
さすがに売れるバンドは下地が違う。('13/10)

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DER ZIBET 2 [D]

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[ Official? -live anthology- ]
(1993:SIXTY MUSIC NETWORK)
Vo:ISSAY Gt:HIKARU Ba:HAL Dr:MAYUMI /key:藤原マヒト

更にSIXTYレコードからリリースされたライブアルバム。
デビュー翌年の'86年、2nd発表期の'87年、
そして3rdをリリースして臨んだ'88年の渋谷公会堂のテイクが収録された作品です。
これがまた全然売ってなかったもので、やっとこさの回収です。

さてこの作品は市川哲史さんが関係していた企画盤だったようで、
にわかの僕には選曲の意図がよくわかりません。
そんな事を思って聞いていたのですが、30年間存在しているバンドの初期の数年を
上手く切り取っているような揺れや変化が面白い。
そして、このバンド独特の美学と雰囲気もまた色褪せない。
また、その某氏によるライナーノーツには
「以前から高く評価していた私としては、やはりこのバンドは7年早かったのか、
と複雑な気分にならざるを得なかった云々」と書かれています。

以前から高く評価し続けている僕は更に複雑な気分さ in 2017 初夏。('17/5)

[ Historic Flowers ]
(1993:SIXTY MUSIC NETWORK)
Vo:ISSAY Gt:HIKARU Ba:HAL Dr:MAYUMI

SIXTYレコード時代の5枚のアルバムからの選曲とシングル「Girls」を追加した
全28曲、2枚組みのベスト・アルバムです。
ちょうどBMGビクターに移籍して発表された作品なので、
新規のファンに向けたものだったのかもしれません。
確かに過去のCDは入手もままならないものばかりなので手っ取り早い作品。
この作品もままならないけども。('10/6)

[ Selected ’90-’91 ] [追記]
(1992:NIPPON COLUMBIA)
Vo:ISSAY Gt:HIKARU Ba:HAL Dr:MAYUMI

コロンビア時代のアルバムからセレクトされたベストアルバム。
3枚共によく聴いていたのでずっとスルーしていた作品ですが、
そろそろ手元に置いておこうというコレクションです。
そんな動機でしたが、逆によく聴いていたからこそ、
その曲順の違いでこれだけ印象の異なる作品になるんだなと気づいたり(するだけ)。

ちなみに、ジャケ写はGEOF KERN氏によるものです。
この作品の最もセレクト感が出ているところはこれ。

[ 思春期Ⅱ-DOWNER SIDE- ]
(1991:NIPPON COLUMBIA)
Vo:ISSAY Gt:HIKARU Ba:HAL Dr:MAYUMI guest Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿

そして、半年後に発表された8thアルバム。
前作とは打って変って全体的にアンニュイな雰囲気。副題通りです。
やっぱり聞きどころはBUCK-TICKの二人の参加でしょうか。
特に#6「マスカレード」の櫻井さんとのデュエットはゾクっとします。
向こう側の二人です。('10/6)

[ 思春期Ⅰ-UPPER SIDE- ]
(1991:NIPPON COLUMBIA)
Vo:ISSAY Gt:HIKARU Ba:HAL Dr:MAYUMI

この年は1年間で表裏を成す2枚のミニアルバムを発表しました。
この「Ⅰ」では副題にもあるようにハードで音も攻撃的なアレンジになっています。
まるで躁鬱の躁を表現したような楽曲を収録した作品。
また、タイトルから連想されるように痛々しいほどの歌詞も聞きどころ。
この屈折感が堪らない。('10/6)

[ HOMO DEMENS ]
(1990:NIPPON COLUMBIA)
Vo:ISSAY Gt:HIKARU Ba:HAL Dr:MAYUMI

レーベル移籍して発表された6thアルバム。
このレコード会社はどんな契約なのかは知りませんが、
アーティストの思いのままに演れるような印象を持っています。
そして、個人的にこの作品がデルジの最高傑作だと思っています。
もしこのバンドを聞いたことがない人がいたなら、この作品をお薦めします。
また、ちょうどヴィジュアル系が一般化し、セールスも見込める時勢でした。
子供ながらに「これでブレイクするか?」と思っていたんですが。fade away。('10/6)

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DIE-ZW3E (ディザイ) [D]

[ AZITO~空カラノ手紙~ ]
(1995:SYNDICATE RECORD)
Vo:結城敬志 Gt:由希 .喜多圭介 Ba:智貴 Dr:RAN

そして、名古屋系の括りだったバンドが独自の変化をみせた最後のアルバムです。

タイトルから察するに、少年期から大人への成長や葛藤、決別なんかを
強く意識した全体像です。
そんなZi:Killを聴いているかのような自己投影的なメッセージ性と
それを表現しようとしたアレンジが垣間見られる楽曲。
けっこうな熱量です。中々の圧です。
ファンに支持された理由はこの辺りだったのかもしれませんね。
そんなこんなで、
1曲だけ由希さん作曲の楽曲があるんですが、この名古屋感が堪りません。
ルアージュでしたけど。('19/9)

[ SIDE-B ]
(1994:SYNDICATE RECORD)
Vo:結城敏志 Gt:由希 .喜多圭介 Ba:智貴 Dr:RAN

ルアージュに途中加入したYUKI、黒夢のサポートだったRAN。
そして、過去にはソフィアの黒柳さんやルアージュのSHONOが在籍していたディザイの2ndアルバム。
ついでに今作品のプロデュースはバービーボーイズのエンリケさんです。
ここがよくわかりません。勇み足だったのかもしれない。
さて、このシーンでは最も多彩で面白いバンドが数多いた'90年代中期。
その数多の中でも全国区の人気を有していたバンドです。
今更聞き直せば楽曲もアレンジも演奏も、全てがもう一押しな感じですが、
その時代にしか生まれないものもある。('11/12)

(amazonでは扱っていないみたいですね)

[ Di・es I・rae ] [追記]
(1993:SYNDICATE RECORD)
Vo:結城敬志 Gt:YUKI .喜多圭介 Ba:KAI Dr:RAN

ベースにSOPHIAの黒柳(=KAI)さんが在籍していた頃の1st作品です。
アルバムがリリースされる毎にその個性が明確になっていったバンドですが、
この作品は当時の名古屋系サウンドが強めです。
たぶん、代表作品は次作の「SIDE-B」なんだろうけれど、
ヴィジュアル系度が高めで歌メロを大事にした侮れない初期作品。

そして、Special Thanksを眺めていると更に楽しい。この当時のザ・名古屋が堪らない。

(amazonでは扱っていないみたいですね)

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D≒SIRE (デザイア) [D]

[ STAY ] [追記]
(1998:東芝EMI)
Vo:YUKIYA Gt&key:KIYOSHI Gt&Ba:KEN Dr&prog:HIDEYOSHI

唯一メジャーからリリースされた、明るくも切ない最後のシングル作品です。
焼き増し収録の多かったバンドですが、c/wにはアルバム未収録の名曲「Missing」と
1stシングルだった「静夢」のlast ver.という始まりの楽曲で結んでいます。
そんなくすぐり方をするJILSへの懸け橋です。

[ 転生前夜-Re:BIRTHDAY"EVE"-]
(1998:vap)
Vo:YUKIYA Gt:KIYOSHI Gt&Ba:KEN Dr:HIDEYOSHI

解散に伴いリリースされた"BALLADS Ver."だの"DEMO Ver."だのと、
まともな完成形が1曲も収録されていない作品。
当時は入手困難な音源の数々だったようなので、
ファン側の立場になれば嬉しい(だろう)というYUKIYAさんお得意の商品です。
っと調べてみると意外と売れた作品だったようですが、
他に素敵な作品があったのに色々と残念。('12/6)

[ 異窓からの風景(完全版)~失われた終末の情景 ]
(1998:東芝EMI)
diskⅠⅡ Vo:YUKIYA Ba:AKITO Dr:HIDEYOSHI /Gt:SHIGE .HIRO key:TETSU diskⅢ Vo:YUKIYA Dr&prog&key:HIDEYOSHI /Gt:KIYOSHI .HIRO Gt&Ba:KEN Ba:AKITO

前年にリリースされた2枚のアルバムを組み合わせたような、
後期デザイアのベスト盤にしてメジャーデビューを飾った3枚組みの作品。
'90年代のシーンでは後発ながら、
その後の影響を踏まえてもそのシーンに新しい色を注したバンドだけあって魅力的です。
良かれ悪かれYUKIYA色なんでしょうけれど。
ただ、このナイーヴな気持ち悪さが意外と癖になります。('12/6)

[ 異窓からの風景~断章~ ]
(1997:KREIS PRODUKT)
Vo:YUKIYA Ba:AKITO Dr:HIDEYOSHI /Gt:HIRO.SHIGE key:TETSU

そして、翌月にリリースされた片割れ作品。
「想刻」のラストの振り子時計の音から連なる「断章」です。
完全にその世界観で押し切ったメロウな内世界。
僕はメジャー完全版→終末の情景→と聴いてしまったので色々複雑な気持ちですが、
同じ楽曲を比べてみても、この想刻と断章が最も上手く嚙み合っているよう。
好みの問題ですけど。
そして、この頃のアー写は何度見ても超一流のカッコよさ。('20/8)

[ 異窓からの風景~想刻~ ]
(1997:KREIS PRODUKT)
Vo:YUKIYA Ba:AKITO Dr:HIDEYOSHI /Gt:HIRO.SHIGE key:TETSU

活動休止とメンバーチェンジを経てリリースされた2ndアルバム。
サポートにはENDLESSのSHIGEさんとTETSUさん、そしてHYPERM∀NIAの(というかShadoowの)HIROさんというプロジェクト・デザイアの様相で、メンバーの出入りが多い割りにファミリー感を出すいつもの予定調和です。
さて、内容は名作「終末の情景」のリアレンジが殆んどですが、全く印象が異なります。
メジャーでリリースされた作品は完全版と銘打ってはいますが、
僕個人としてはこの作品がこのバンドの完成形なんじゃないか、とか。('20/8)

[ 終末の情景]
(1995:ShaRiRa RECORDS)
Vo:YUKIYA Gt:KIYOSHI Ba:HIDEROW /Gt:AKITO .MAI Dr:HIDEYOSHI .MIE manip:Noritoshi Hosoi

既発シングル3部作の再録を含む、これまでのアレコレを詰め込んでリリースされた、
当時のインディーズチャート1位を獲得した1stアルバムです。

その後のシーンを今更ながら回顧してみても、ターニングポイント作品の一つだったのかもしれません。
その世界観を体現するメロディーとサウンド、
そして、まるでお手本のような様式美とナルシズム。
そんな名盤を平成の終わりに聴くというノスタルジー。('18/12)

[ 追憶 -Nostalgia- ]
(1995:ShaRiRa RECORDS)
Vo:幸也 Gt:舞己 .聖詩 Ba:秀朗 Dr:魅威

そして、3作目です。
後のJILS等で演奏されていた楽曲があったり、どヴィジュアル系リフの楽曲があったり
ヴィジュアル慣用句の羅列だったりと恥ずかしくなりながらも耳を傾けます。
また、この3部作は1stアルバム「終末の情景」に
リレコーディングされて全曲収録されてるようなので、聞き改めるならそっちか。('10/6)

[ 楽園 -Humanical Garden- ]
(1995:ShaRiRa RECORDS)
Vo:幸也 Gt:舞己 .聖詩 Ba:秀朗 Dr:魅威

かなり売れた王道ヴィジュアル系バンドだったんですが、当時はあまり触れていません。
その初CD音源、シングル3部作の2作目です。
この中途半端な買い方からして興味のなかった加減が伝わると思います。
クリスチャンでもないだろうに、なぜか「♪ジーザス」と叫びます。知らんけど。('10/6)

[ -静夢-shizumu...] [追記]
(1994:ShaRiRa RECORDS)
Vo:YUKIYA Gt:KIYOSHI .MAI Ba:HIDEROW Dr:MIE

3部作の最初のリリースだった1stシングルです。
その後、何度も収録されている楽曲ですがアレンジが全く異なります。
総じて最初のアレンジが素直で良かったりするのは”あるある”だったりします。
そんなこんなで初回カラージャケット版を見つけてしまいました。
持ってなかったし、こればっかりは仕方ない。
(amazonのリンクは初回版ではありません)

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D 1 [D]

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[ Neo culture~Beyond the world~ ] [追記]
(2007:GOD CHILD RECORDS)
Vo:ASAGI Gt:Ruiza .HIDE-ZOU Ba:Tsunehito Dr:HIROKI /synth:TATSUYA KASE

3rdフルアルバムにしてインディーズ最後の作品です。
名実共にメジャー規模の活動を行っていた時期なので熱量が違います。
集大成の様相ながらその先を見ているような個性的な楽曲。
バランスがとても良く、聴きやすい作品です。

2010年代のヴィジュアル系はメタルに近くなり過ぎてツマらなくなったと思っています。
その元凶の一つがこのバンドだと考えていたんですが、
少し外れているのかな、と聴きながら思い直しています。
それは影響を受ける側の捉え方次第、結局は円環。

[ Schwarzschild ]
(2007:GOD CHILD RECORDS)
Vo:ASAGI Gt:Ruiza .HIDE-ZOU Ba:Tsunehito Dr:HIROKI /synth:Kase Tatsuya

そして、インディーズ最後のシングル作品だった8th。
絶対に一般受けしない独自の世界観で押し切ったオペラのような楽曲です。
「手をつなごう」とか「一緒に歩き出そう」みたいなことが一切ない、
こういう古き良き黒服感が堪りません。
もちろん、何を言っているのか全然分からないけど。('10/8)

[ Dearest you ]
(2007:GOD CHILD RECORDS)
Vo:ASAGI Gt:Ruiza .HIDE-ZOU Ba:Tsunehito Dr:HIROKI /synth:Kase Tatsuya

'90年代のヴィジュアル系をしっかり踏襲したメロディアスで
キャッチーなメロディーを持つインディーズ6thシングル。
このジャンルでしか演奏されない、というかできないサウンドです。
特にベースの動きはヴィジュアル系だけで許される類のもの。
イントロからニヤニヤするあなたは同世代。('10/8)

[ 太陽を葬る日 ]
(2006:GOD CHILD RECORDS)
Vo:ASAGI Gt:Ruiza .HIDE-ZOU Ba:Tsunehito Dr:HIROKI /synth:Kase Tatsuya

インディーズ・チャートでは上位の常連、
そして怒涛のライブ数を敢行していた時期にリリースされた5thシングル。
ヘヴィメタを基調とした'90年代を踏襲したメロディーとハモリ。
僕の中のDのイメージそのままの、
そして何といってもバンドの勢いを感じる楽曲です。

完全に聞く順番を間違えた。('12/11)

[ The name of the ROSE ] [追記]
(2006:GOD CHILD RECORDS)
Vo:ASAGI Gt:Ruiza .HIDE-ZOU Ba:Tsunehito Dr:HIROKI

2枚のミニアルバムが発表された後、リリースされた1stフルアルバムです。
聴いていると少し違和感がありますが、このバンドの世界観と売りが既に確立しています。
メタルではあるけれど、随所に散りばめたヴィジュアル系メロディーとそのサウンド。
そして、たぶん#10「Sleeper」で完結している作品だとは思いますが、
通常盤はレア音源の3曲追加でリリースされています。
お得なのか余計なのかは聴いた人次第。

書庫内関連記事→D2 Syndrome JE REVIENS 胡蝶 Ruiza 未散プロジェクト CRUSH!(V.A.) DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-(V.A.)
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D 2 [D]

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[ VAMPIRE SAGA ] [追記]
(2011:AVEX ENTERTAINMENT)
Vo:ASAGI Gt:Ruiza .HIDE-ZOU Ba:Tsunehito Dr:HIROKI

エイベックスから最後のリリースとなったメジャー3rdアルバムです。
嫌いじゃないのにそこまでファンじゃない僕としてはこのtype商法には辟易します。
不純ながらこのバンドの音を聴きたいだけなので。

Dの中心軸でもあるASAGI作曲のメタルが並んでいますが、
今作は各メンバーの楽曲もかなり散りばめてあり、アルバム全体の印象がとても良い。
物語性が強い作品なのに、その影響で表情が豊かです。
何でみんなヴァンパイアになりたがるのかわからないけれど。
そんな中でもHIDE-ZOU作曲「翠緑の翼」が秀逸でした。
ただの好みです。

[ Day by Day ]
(2009:AVEX ENTERTAINMENT)
Vo;ASAGI Gt:Ruiza .HIDE-ZOU Ba:Tsunehito Dr:HIROKI /key:岡野ハジメ

最近やたらと目につく、DVD付き初回版と1曲追加された通常版の2種類で発売され、
「ファンなら2枚買え」という、いけ好かない感想のメジャー5thシングル。
ファンではない僕は通常版を購入。
もちろん最近気になっていたバンドの一つだったので手に取ったわけです。
さて、初めてDに触れるのがこれでよかったのか、というのが第一印象です。
表題曲が超ポップです。個々の音はこのような楽曲を演るようには聞こえません。
やはり、ずっと聞いてきた人が楽しめる楽曲なんでしょうか。
僕のDのイメージは#2「妖奇譚」のような楽曲だったので。
そして、通常版のみ収録のHIDE-ZOU作曲の
#3「君が見る夢の中」が最も好みでした。モロですけど。('10/8)

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DER ZIBET 4 [D]

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[ ROMANOID I ]
(2012:POPMANIA LABEL)
Vo:ISSAY Gt&prog:HIKARU Ba:HAL Dr:MAYUMI key:MAHITO

'07年から再始動したデルジベットの復活後2作目の14thアルバムです。
この3ヶ月後に同コンセプトのⅡがリリースされています。
当然ながら僕は思春期ⅠⅡがどうしてもチラつきます。思春期に聴いていたもんで。

さて、今作はROMAN+oid(もどき)の合成語=ロマンもどきという説明がなされていますが、
ROMANCE+ANDROIDが見た架空世界の物語という解釈で聴くと更に楽しい。
いや、架空ではないのか。
所詮、どちらにしても虚構。作り物の世界。そして生々しい世界。
少し色は違いますが、近年のBUCK-TICKと同質のアレです。
このバンドはこういう世界観を描き広げるのが本当に上手い。

この作品は、たぶんレプリカントの夢なんでしょうね。
「SAD SAIL」ばかり聴いていますけど。

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dropz [D]

[ SWEET OBLIVION]
(2007:VICTOR ENTERTAINMENT)
Gt.prog&key:HIDEHIKO HOSHINO prog&elec:CUBE JUICE Vo:KELLI ALI
/Ba&cello:Sato Kenji

BUCK-TICKのメンバー各々がソロ活動を活発化していた時期にリリースされた、
星野英彦を中心に結成されたバンドの1stです。

その時期には五者五様の作品をリリースしましたが、
散り散りにバラバラな嗜好の作品群でした。
そこがバンドの強みみたいなものなんでしょうけど、
よくもまあ同じバンドを何十年も一緒に演っているものです。
そんな中、今作品は特に異質です。
ルナシーのソロ活動でINORANが「想」を発表したイメージと重なるような、
ツインギター擁するバンドの立ち位置というか必要不可欠な構成要素がよくわかります。
賛否はありそうですが、
星野メロディーを含んだ洋楽然とした、心地よくもセンス抜群な作品でした。
あと、変態サトケンさんのベースがこれまたエグい。

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D'ERLANGER 2 [D]

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[ the price of being a rose is loneliness] [追記]
(2008:AVEX ENTERTAINMENT)
Vo:kyo Gt:CIPHER Ba:SEELA Dr:Tetsu /key:HOPPY Kamiyama

そして再結成して2枚目の作品。
僕の中だけのお話ですが、初期のデランジェが眩し過ぎて復活後がどうも隠れがちです。
と、気が付けばリリース数も活動期間も復活後の方が上回っているんですよね。

前作を踏襲したような今時サウンドですが、
陰鬱で耽美な世界観。そう、いつものデランジェ・ワールドです。
解散期間に各々のバンドで活動しながらも集結するとこうなります。
おっさんになった分アプローチもおっさんになってますけど、それもまた良し。
聴いている側もおっさんになっていることだし。
#7「OPIUM」にニヤニヤしたり。

[ LAZZARO ]
(2007:AVEX ENTERTAINMET)
Vo:kyo Gt:CIPHER Ba:SEELA Dr:Tetsu

解散して17年経て再結成です。しかもこのメンバーで。
もういい大人になってましたけど、内心はドキドキしてました。
何となく誰にも言えない感じで。
そして聴いてみると、、音の変化はあるものの、そのままデランジェでした。
デランジェと青春が交錯する世代のために作られたんじゃないのかって邪推するほどに。
もちろん、そういう邪推の通りにカッコいいと思ってしまいましたが。

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D+L [D]

[ 破 kakera 片 ]
(1997:east west japan)
Vo:SHUJI Gt:TAKESHI .AKIRA Ba:KOHTAROU

当時のD・トミーさんプロデュースからのeast west japanという流れで
リリースされたディエルの1stアルバム。
初期LAREINEに在籍していたAKIRAがメンバーにいたり、
一時期はあのDir en greyのToshiyaがサポートメンバーだったりと
期待値だけは上がってしまう作品です。

ダーク系の王道感と安定感抜群な打ち込みドラム。
メンバーにドラムがいないのは致命傷ですが、
これぞヴィジュアル系だよな、というメロディーとアレンジです。
とはいえ、
有象無象の似たり寄ったりなバンドが跋扈していた時代です。
目新しさの破片もない。

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