La'cryma Christi [L]

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[ GROOVE WEAPON]
(2003:Majestic Ring/UNIVERSAL MUSIC K.K.)
Vo:TAKA Gt:HIRO .KOJI Ba:SHUSE Dr:LEVIN

自身のレーベルからリリースされたメジャー15thシングル。
活動も後期に差し掛かり、この後にKOJIが脱退してしまいますが、
新機軸のようなタイトル曲とc/wに名曲「LOOP」と
選曲が渋い2曲のライヴ音源という勢力的な作品でした。

そう、この「LOOP」が聴きたくて探していたんです。
(調べてみると4枚めのベスト版に収録されているようですけど)
アルバム未収録の名曲です。
イントロからヤラレます。
Aメロで引き込まれます。
サビで失速します。
いやいや、1曲全体の物語ならこれでいいんですよね。('20/1)

[ magic theatre ] [追記]
(2000:POLYDOR)
Vo:TAKA Gt:HIRO .KOJI Ba:SHUSE Dr:LEVIN /key:HAJIME OKANO .ATSUSHI KOIKE

ブームの終焉とセールスの下降という、どうしようもないジレンマを抱えつつもリリースされた、前作の"ours"ブロックを更に押し広げたような当時の問題作、メジャー3rdアルバムです。

それまでのファンを虜にしていたようなポップでメロディアスな楽曲は控えめながら、
各楽器隊のアレンジや楽曲の音楽性が格段に進化していて、
「Lhasa」の欄でも少し触れましたが、このバンドたらしめる音楽性が存分に楽しめる名盤です。
ジャケットに騙されるなっ。

[ Lhasa ]
(1998:POLYDOR)
Vo:TAKA Gt:HIRO .KOJI Ba:SHUSE Dr:LEVIN

ヒットシングル2枚を含むメジャー2ndアルバム。
久々に「with-you」が聴きたいな、と思っていたところで回収です。

プロデュースやアレンジに岡野ハジメさんが参加した作品ですが、
前半部はヒット曲やキャッチーな楽曲が並ぶ"yours"ブロック。
そして、今作の中でも渾身の名曲「Lhasa」を区切りに後半部の"ours"ブロックというLP時代のA/B面を思い起こさせるような意図的な構成になっています。
そう、問題はこの"ours"です。
メンバーの影響を受けてきたアーティストや嗜好性がモロに出ています。
当時のブームの中、ヴィジュアル四天王なんて呼ばれたりしていましたが、
このバンドの一線を画した核心部分はやっぱりこの音楽性です。
残念ながら一般受けはしないけど。('21/2)

[ Sculpture of Time ]
(1997:POLYDOR)
Vo:TAKA Gt:HIRO .KOJI Ba:SHUSE Dr:LEVIN

シングル3曲を含むメジャー1stアルバム。
この作品から約10年もの間、メジャーシーンで活動したわけですが、
耳に残りやすいキャッチーなメロディーの後ろで鳴っている奇想天外なコードやらに、
その引出しの広さを感じる1stアルバムです。
また、ちょうどこの頃にM学大の学祭ライブでそういうサークルにいたので、PA卓から観る機会があったんですけど、
殊にレヴィンの音作りが面白かった記憶があります。('10/9)

[ Dwellers of a sand castle ]
(1996:TOY'S FACTORY)
Vo:TAKA Gt:HIRO .KOJI Ba:SHUSE Dr:LEVIN /key:中山努

インディーズ・ミニアルバム「Warm Snow」を再レコーディングしてリリースされた作品。
このバンドは楽曲もアレンジも演奏力も群を抜いてレベルが高く、
特にギターのセンスが光っていますが、プログレ要素が強く小難しげな耳障り感です。
ヴィジュアル系過ぎる見た目に反して、あまりにも一般受けしない楽曲が多く、
その見た目とは裏目に出たような、そんな感想をもったバンドでした。
また、後に「in forest」としてメジャー・リリースされましたが、
ブレイク・アウトでもずっと流れていた名曲「Forest」が収録されています。
サビのキャッチーなメロディーにうかうかしてると騙されますよ。('10/9)

[ Warm Snow ]
(1996:ZILL RECORD)
Vo:TAKA Gt:HIRO .KOJI Ba:SHUSE Dr:LEVIN

15.000枚限定でリリースされたインディーズ1stアルバムです。
即完売からの再レコーディング作品「Dwellers of a Sandcastle」をリリース。
そんなこんなで一時期はマボロシのような扱いをされた作品です。
もちろん、僕も当時は手にしていません。

全体的には大差はないんですけど、細かく変更点があって
聴き比べると面白い。
そして大人になって再聴してみると、当時では理解できなかった音の世界が広がります。('14/8)

(amazonでは扱っていないようなので、
再発された「Warm Snow + Saim's Eye」を貼っておきます)

書庫内関連記事→A Tribute To LOUDNESS(V.A.) ALvino creature creature DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-(V.A.)
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