Buck-Tick 5 [B]

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[ GALAXY ]
(2009:BMG JAPAN)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

更に先行第二弾シングル。27thです。
ジャケットとは裏腹に初期バクチクを思わせるポップなあの感じ。
「SEVENTH HEAVEN」の頃の匂いです。自然とフフッってなる。
歌詞の世界観も含めて、長く聴いているとこういうのが良い曲だってわかるんですよね。
そんな意図的なメメント・モリ。('11/12)

[ HEAVEN ]
(2008:BMG JAPAN)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

傑作アルバム「memento mori」の先行第一弾シングル。26thです。
次作の「GALAXY」と対になっているコンセプトのジャケットと楽曲です。
そして、そのアルバムで最初と最後に配置されることになる楽曲。
そんな意図的なメメント・モリ。('11/12)

[ RENDEZVOUS~ランデヴー~ ]
(2007:BMG JAPAN)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

アルバム「天使のリボルバー」の先行第一弾、24thシングル。
最近のバクチクらしい、ライブでも欠かせないポップでメロディアスな楽曲です。
そして、何と言ってもc/wには「HURRY UP MODE」に収録されていた
初期の名曲「MY EYES & YOUR EYES」のセルフカバーが収録されています。('11/5)

[ 蜉蝣-かげろう- ]
(2006:BMG JAPAN)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

アニメ「HOLIC」の主題歌、通算23rdシングル。
バクチクは好きなバンドなのでよく聴いていますが、
その中でも五指に入るくらい好きな楽曲です。
何よりもこの歌詞が例えようもなく綺麗です、まるで絵巻物のよう。
ちなみに僕は「HOLIC」というアニメを知らない。('11/5)

[ ドレス(bloody trinity mix) ]
(2005:victor entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

'93年に発表された名曲「 ドレス」がアニメの主題歌になったため、
再リリースされたリミックス作品。
余計なことを、と思いながらも、
c/wには'93年当時の「darker than darkness tour」の
貴重なライブ音源が4曲ほど収録されています。
ちなみに僕は「トリニティ・ブラッド」というアニメを知らない。('11/5)

[ 残骸 ]
(2003:BMGファンハウス)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

かっこいい。
これぞバクチクだと思わせるようなストレートな20thシングル。
この内へ内へと落ちていく官能的な歌詞もまたバクチクにしかない魅力です。
落ちるところまで落ちてc/w「GIRL」で上を見上げてみる。('11/5)

[ 極東より愛を込めて ] [追記]
(2002:BMGファンハウス)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

「極東I LOVE YOU」へと直接つながる先行第二弾の19thシングルです。
当時、その作品は「Long Distance Call」~「極東より愛を込めて」の無限ループに陥っていたのでどれだけ聴いていたことか。
そんなんで、先行から遅れること20年越しの補完です。
そして、驚くミックスバランスの違いとメンバーの写真。
こういうくすぐり方をしてくるから補完はやめられない。

[ 21st Cherry Boy ]
(2001:BMGファンハウス)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

アルバム「極東I LOVE YOU」の先行第一弾、18thシングル。
(ファンなら伝わるだろう)バクチクらしいシングル曲です。
ちなみに、これが上記のアルバムの先行だと認識するとエラい目をみます。
そして、c/wは未だアルバム未収録の「薔薇色の日々」。
またしても星野さんらしい楽曲と官能的な櫻井さんの歌詞。
ポップで「COSMOS」あたりの雰囲気を感じる名曲。('11/5)

[ GLAMOROUS ]
(2000:BMGファンハウス)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:横山和俊

レーベル移籍して発表された「ONE LIFE ,ONE DEATH」の先行17thシングル。
意外にもシングルに相応しい、ポップでストレートな楽曲です。
そして、c/wは未だアルバム未収録の「TRANS」。
星野さんらしいメロウで綺麗な楽曲。
「月世界」に匹敵するんじゃないか、と。('11/5)

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BY-SEXUAL (BY-SEX) [B]

[ ago ]
(2011:Noir)
Vo&Gt:RYO Ba:DEN Dr&key:SAKURA

改名した後、長い休止期間を経てリリースされたミニアルバムです。
BY-SEXUAL母体のバンドだけれど、
ヴォーカルはRYOだし、ドラムはSAKURAだし、
ついでに全曲の作詞作曲はRYOだし、
ジャケットデザインはDENだし、
プロデュースはSAKURAが担当しているし、
各々のやりたい放題です。

音は厚いし、歌詞は鬱だし。
何よりもドラムがエグい。
そんな、ほぼZIGZOとtest-No.。('17/5)

[ Young Spirits ]
(1993:PONY CANYON)
Vo:SHO Gt:RYO Ba:DEN Dr:NAO

当時も目にしていたイラストレーターの松下進さんが描いたジャケット。
状態の良い特殊ジャケットを見つけてしまったので回収です。

そんな今作も引き続いて佐久間正英さんプロデュースによる作品で、
「すみれSeptember Love」風味の遊び心やら
確信犯のような'80sを意識したアレンジが散りばめられています。

バラエティに富んだポップさを持ちながらアルバム全体のまとまりが良く、
何よりもギターとベースのレベルが段違いに上がっています。
このバンドのピーク期と思わせる、そんな5thアルバム。('21/1)

[ 4D POCKET ]
(1992:PONY CANYON)
Vo:SHO Gt:RYO Ba:DEN Dr:NAO

プロデュースからアレンジなど全面的に佐久間正英さんが参加した4thアルバムです。
前作までは子供の頃に聴いていたし「幕末純情伝」あたりがバンドのピークなんだろうと勝手に思っていたんですが、
全くそんなことはありませんでした。
映画のタイアップやバラエティへの露出、「日本一へたくそなバンド」とまで言われていた変なバイアスにまんまと引っ掛かかっていたようです。
こんな短期間でこれほどカッコいいバンドになっていたとは。
上手くはないけど。

ちなみに佐久間さんの遺作も収録された、自身がプロデュースした作品を集めた「SAKUMA DROPS」というコンピ盤に収録された9thシングルの「DEEP KISS」が入っている作品ですよ。('20/8)

[ Cracker ] [追記]
(1991:PONY CANYON)
Vo:SHO Gt:RYO Ba:DEN Dr:NAO /Gt:KOICHI KORENAGA synth&key:MITSURU KOTAKI .HIROMI SHIOZAKI .RYUICHIRO YOKOTA .TOSHIFUMI SHIBATA per:OBAO NAKAZIMA cho:AMAZONS

そこそこ程度の良い特殊ジャケットを見つけたので買い直しの3枚め。
メジャー3rdアルバムです。
前作に続き、是永さんがプロデュースやアレンジに参加していることだし、
その同線上にある作品だとは思います。
とはいえ、ちょうど映画のタイアップやメディアの露出が増えていた時期だからなのか、
格段に勢いが増しているようなカッコよさ。
また、これ以後は意外と音楽的になっていくので、
良くも悪くもこのバンドらしい音と雰囲気を持った、「やっぱりこれがバイセクだよね」という作品です。

数十年振りの懐かしさもありながら、
何よりもジャケットに散りばめてあるアー写のカッコ良さといったらもう。

[ SEXUALITY ]
(1990:PONY CANYON)
Vo:SHO Gt:RYO Ba:DEN Dr:NAO /Synth:HIROMI SHIOZAKI .MITSURU KOTAKI .HOPPY KAMIYAMA Gt:KOHICHI KORENAGA

当時、こんなのにおこずかいを握り締めた自分を戒めたい。
そんな何十年振りかで買い直したメジャー2ndです。

よく聴いていた作品なのでアレですけど、
前作と同年のリリースなのに、
クオリティーが格段に上がっています。
楽曲のアレンジも音選びも何もかもです。
そして、子供の頃は見向きもしなかったクレジットを眺めると、
是永巧一さんがプロデュースやアレンジに参加していたりします。
大人に色々と揉まれたんだな、と想像できますが、
その後のRYOやDENはカッコいいプレイヤーになっているし、
結局そういうことなんだな、と思ったりします。('20/3)

[ Culture Shock ]
(1990:PONY CANYON)
Vo:SHO Gt:RYO Ba:DEN Dr:NAO

1st~3rdまではあったはずなのに手元にはない。
懐かしさもあり、大人の耳で聞いてみたくもあったので買い直しです。

昨今のフェスでの話題から、
こんなにも聞いていた人がいたのかと驚くばかり。
当時はこの見た目とブームとメディアの露出と、
ヴィジュアル系を大衆化させた功績はやはり大きかったんですね。

今聞いても全然上手くはないけれど、
関西圏特有のパンク寄りのノリとヤンキー風味。
そして、若さからくる弾けるようなサウンド。
よく聞いていたので郷愁感のような刷り込みはあるけれど、
しまった、アルバムを通して聞けてしまったじゃないか。('18/8)

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BUCK-TICK 10 [B]

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[ Go-Go B-T TRAIN ] [追記]
(2021:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip:横山和俊 .CubeJuice

「ABRACADABRA」から約1年振りにリリースされた41枚目のシングル。
今井さんらしい「Go-Go B-T TRAIN」と星野さんらしいc/w「恋」
そして、大胆にアレンジされた「唄」と「JUST ONE MORE KISS」の全4曲です。

非難GOGOをしれっと連想させる、そしてライブでは盛り上がる仕掛けが満載なB-T TRAIN。
また、その反動のような、ここ最近のバクチクらしい美しくも映像的な恋。
曲毎に堪能できる櫻井さんの歌詞の世界観もまた聴き処です。
そんなことを聴きながら書いているわけですが、
「JUST ONE MORE KISS」のアレンジがとても素敵でした。
ヒット曲なので賛否はあるんでしょうけれど、
時を経て優しくなったような、あの頃はお互い若かったけど目じりにシワが増えたね、でもそれも良いね、みたいなKISS。
アレンジ自体も余計なことをしてないし。

ということで、発売日前日に途中下車してタワレコで買って来ました。
あの頃のような購入方法です。
「購入特典をお持ちしますので少々お待ちください」
あの頃のようなソワソワするやつです。
そして、ソワソワついでに店員さんに話かけます。
「あそこのパネルを写メで撮ってもいいですか?」

たまにはこういうあの頃感もいいもんです。

[ ABRACADABRA ]
(2020:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール / manip:横山和俊 .CubeJuice manip&synth:YOW-ROW[GARI]

「アトム 未来派 NO.9」や「No.0」という極まった感のある作品群から2年半振りにリリースされた22作目のオリジナルアルバムです。

エレクトロで、とても動的で、どこか懐かしい。
「RAZZLE DAZZLE」あたりのイメージと初期のポップさが混在した最先端のBUCK-TICK。
デビュー30周年を経て一発目のアルバムになりますが、その新生感にワクワクします。
そんなイメージを持ちつつ、確信犯的な#13「ユリイカ」からラストの#14「忘却」をご堪能あれ。

僕はBuck-Tickのファン歴が長いおっさんなので、毎度の悪い癖が出てしまいます。
度々書いている、新作が最高傑作みたいな薄っぺらい文言。
「悪の華」とか「狂った太陽」あたりからずっとそればっかりです。
自分でも呆れてしまう。そして、「忘却」で全てを持っていかれた。


5/26は幕張メッセに行って来ました。あの「ロクス・ソルスの獣たち」。
セット・リストやらレポートはネットで様々アップされていますので、
アレですけど、良いライヴでした。
四十肩でもこういう時は両腕が振り上がるのです。

[ 獣たちの夜 / RONDO ]
(2019:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /黒色すみれ manip:横山和俊 .CubeJuice

2019年5/25.26に幕張メッセで行われた、あの「ロクス・ソルスの獣たち」と連動していた「獣たちの夜」とアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のED曲「RONDO」が収録された38thシングル。

アルバム「No.0」が終点だったような、そして起点だったような。
そんなことはどうでもよいのか。
デビュー30周年を過ぎたところで何も変わらなく攻め続けて踊り続けるおっさん達。
そしてロクス・ソルスを体感してしまっている僕は、その記憶と二重写しのように聴けてしまう。そんな映像特典。

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BUCK-TICK 9 [B]

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[ No.0 ]
(2018:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip:横山和俊.YOW-ROW[GARI].Cube Juice.ハヤシヒロユキ[POLYSICS]

ということでデビュー30周年の到達点、21thアルバムです。
ここ最近の作品と掛け離れている印象はないものの、
一つのアルバム作品として群を抜いた完成度と芸術性を持っています。
ロックバンドに芸術性だなんて、と思ってはみたものの、
音と言葉の降り注ぎ方が尋常ではありません。
個々に仔細な感想を書きたいところだけれど、今作は無粋な気になります。
このバンドはファンだから贔屓目に聴いてしまうけれど、
それを差し引いてもカッコいい、そしてヤベー作品なんじゃないか、と。

「sexualxxxxx!」からここまで達することを誰が予期できたんだろう。
そんな「No.0」。「HURRY UP MODE」でもいいけど。('18/3)

[ Moon さよならを教えて ]
(2018:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip:横山和俊 YOW-ROW

そして、年が明けても続くデビュー30周年プロジェクトを追った37thシングル。
前作「BABEL」でc/wに収録されていた原曲がよく分からなかったリミックス。
その原曲を表題曲として、そして無意識にニューアルバム「No.0」を想像してしまう
そんな勿体振った名曲「Moon さよならを教えて」。
また、それに続くc/wはスマホゲーム「クリスタル オブ リユニオン」のテーマ曲「サロメ」。
何だか、らしくないくらいに戦略的なリリースです。
とはいえ、最近のバクチクらしい映像的で空間的な音の世界観。
そう”最近の”です。30年間リリースし続けて変化し続けて、それでもこのバンドの色はそのまま。

倍テンからの美しくもテンション高めな声の掛け合い。
Under the Moon Lightという確信犯。('18/2)


さて、デビュー30周年の年の瀬、武道館2daysに参戦してきました。
初めて聴いたときはランドセルを背負ってて、
学ランを着た頃には重低音がバクチクしていたものです。
そんなおっさんがおっさんを観てしまう誤解、全て誤解だ。
ちなみに、2日めはアリーナの前から数列めにいました。
風邪をひいてマスクをしたまま、マフラーをしたままのおっさんは僕です。

[ BABEL ]
(2017:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /synth:YOW-ROW manip:横山和俊

デビュー30周年プロジェクトとしてリリースされた36thシングル。
表題曲と石野卓球さんがremixを手掛けたc/wという実質1曲の勿体振った作品です。
「アトム 未来派 No.9」と同線上にありながらも、
干支が円環したような「十三階は月光」に寄り添った世界観もあります。

五十路を越えたおっさん達がバベルなんてものを表現してしまうレベルの高さもあり、
30周年プロジェクトの第一弾がこれでいいのか、と思ってしまうところですが、
このバンドはこれでいいんですね。
それはさて置いて、櫻井あっちゃんの声が圧倒的です。そう、この声です。('17/11)

[ CLIMAX TOGETHER - 1992 compact disc ] [追記]
(2017:JVCKENWOOD Victor Entertainment)

「殺シノ調ベ」リリース後に行われた
横浜アリーナ2days「Climax Together」を完全パッケージ化した
4枚組みライヴ・アルバム。
という完全限定生産品です。そりゃそうです。(信者用)

その後に12年周期で行われているライヴ「Climax Together」ですが、
そもそもビデオシューティング目的のライヴだったので、
その視覚的な影響か巷では伝説化しているライヴのひとつらしいです。(信者談)

そして、年端も行かない子供だった僕はもちろん行ってません。
「悪の華ヤベー、狂った太陽スゲー」と部屋でニヤニヤしていた時期です。

SHM-CDと言われても再生環境が大したことないのでアレですけど、
25年前の音源をここまでの音で再現、再生できるんですね。
30年以上現在進行形のバンドの音と時間を越えて聴き比べる面白さ。
楽曲も含み、活動期間から考えると初期とも言える時期を切り取った作品ですが、
ライヴ・アルバムとしてはとてもクオリティーの高い作品。

[ アトム 未来派 No.9]
(2016:victor)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

古巣のビクターからリリースされた20thオリジナルアルバムです。
前作から今作までにTHE MORTALとSCHAFTという大きめの活動が挟まれていたので、
その影響があるんだろうと思っていましたが、
やはり、前作でひとつのピリオドを打っている印象を受けます。
解体されたものから再合成を目指したような個別のピースが散りばめられた今作は、
それを受け入れ難い人もいるんだろうと予想できてしまう構成ですが、
そこはキャリアの長いバンドです。バクチクはバクチクのまま。('16/10)

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Blue 2 [B]

[ Frontier ]
(2001:DISCOVER RECORDS)
Vo:ARIHITO Gt:SAKI Ba:JUN Dr:HAYATO /key:Yoko Hiromoto

そして、セルフ・プロデュースで臨んだ解散前の最後の作品です。
たぶん製作段階で最後だろうと分かっていたかのような空気感が全体に漂っています。
とはいえ、これは秀作です。
クライス風のメロディーも顔を覗かせつつ、
各々の音は前作と比べ物にならないくらいの説得力を持っています。
全5曲と曲数は少ないアルバムですが、
このバンドの到達点はここでした。

[ TRUTH ]
(2001:vap)
Vo:ARIHITO Gt:SAKI Ba:JUN Dr:HAYATO

前作「CHRONOGATE」の同線上にある新機軸のロック・アルバムです。
ヴィジュアル系を脱した人間臭さ。
LunaSeaが休止した後に「SHINE」を発表した時のような
以前とは違う魅力を伴いつつも感じた違和感を思い出します。
これを「TRUTH」だと言われてしまえばそれまでですが、
本当に?偽りでもあの頃の方がカッコ良かったぜ?なんていう戯言。

[ CHRONOGATE ]
(2000:vap)
Vo:ARIHITO Gt:SAKI Ba:JUN Dr:HAYATO

インディーズ時代の楽曲を大胆に劣化させた新録ミニ・アルバムです。
この後の作品を鑑みると分岐点的な位置にあるようで、
演者が時間を経て得たスキルや演りたい方向性と
このバンドが持っていた軸とが乖離してしまったかのよう。
そんなパンキッシュで汗臭いロック・サウンドになっています。
好き嫌いは聴き比べた人次第。

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Blue 1 [B]

[ birth ] [追記]
(2000:vap)
Vo:ARIHITO Gt:SAKI Ba:JUN Dr:HAYATO /key&prog:TOSHIKATSU KASHIWABARA .JUN ABE

そしてタイアップシングル2曲を含むメジャー2nd。
まるでラルクがtierraからheavenlyやtrueへと変化したように、
前作から多彩に多色に進化した意欲作です。
時代柄、その路線の変化を求めた作品だったのだろうと思います。
その辺りは当たらずも遠からずな気もしますが、
ただ、悪くないのに印象に残るほどでもない。
前作までのベタ褒め感がまるで嘘のよう。

[ SINCE ]
(1998:vap)
Vo:ARIHITO Gt:SAKI Ba:JUN Dr:HAYATO /key:KAZUYA IZUMI prog:TOSHIKATSU KASHIWABARA

続いて、シングル3枚を収めたメジャー1stアルバム。
あの時代やこの見た目、売り出し方も相まった先入観が邪魔をしますが、
このバンド独自の綺麗なメロディーやアレンジのセンスはそのままに、
満を持したようなフル・アルバム。
埋もれてしまうには勿体ないほど魅力的な作品です。
いや、前世紀の作品だから埋もれたものを掘り起こす仕草で。

そんな白く透明な風としゃくれ。

[ BREATH ]
(1997:vap)
Vo:ARIHITO Gt:SAKI Ba:JUN Dr:HAYATO /cho:YUKIYA

そして矢継ぎ早にリリースされたインディーズ2ndです。
前作よりも少しポップな方向へ傾いていますが、
完成度は今作の方が良さそうです。
また、メジャー以後のソフビ路線までいかず、
透明感と疾走感、白く後ろ暗い'90年代インディーズ感。
そして何よりも、このバンドは各楽器隊のアレンジがいい。

何このベタ褒め感は。

[ MISTY ]
(1997:vap)
Vo:ARIHITO Gt:SAKI Ba:JUN Dr:HAYATO

クライスの中心のひとつだったバンドのインディーズ1st。
ということなので、当然ながらYUKIYAプロデュースです。
そんなピアノインストから始まる予定調和。

声が気持ち悪かったので当時はスルーしていたバンドですが、
耐性もできているこの頃なので手に取ります。

楽曲毎のメロディーセンスや各々のサウンド、
そして物語のように構築していく流れが素敵な
ほぼルナシーと少しだけラルクとデッドエンド。

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BLIK [B]

一応、オフィシャルのようですが...。→コチラ

[ Coda ]
(1991:AMORAL PROJECT)
Vo:ZAKICHI Gt:YAGO Ba:OTSUKI Dr:MORIYA

バンド名表記はBLIK。読み方はブリキ。
予備知識ゼロ。
その当時のそれ系の雑誌に載っていた微かな記憶を頼りに、
数年前にジャケ買いをした作品です。
とはいえ、SPECIAL THANKSにはデランジェのSEELAやらエクスアンスのSEIJIが
記載されているので、時代も相まってその界隈だろうと予測できます。

初期デランジェやエクスアンスのあの暗くもデカダンな衝動と雰囲気。
そのまんま影響されている音作りとアレンジなんですが、
もしかしたらもしかしたのかも、と思わせる作品です。

ジャケ買いの成功例。何を持って成功なのかはあなた次第。

(アマゾンでは扱っていないみたいですね)
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BUCK-TICK 8 [B]

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[ 或いはアナーキー ]
(2014:TOKUMA JAPAN)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&synth:横山和俊 .Cube Juice .YOW-ROW pia:森岡賢 prog:ハヤシヒロユキ .MIYO KEN

中毒者専用のタイプAからBlu-ray付きのタイプB、DVD付きのタイプC、
そして通常版の4種でリリースされた19thオリジナルアルバム。
いつもの流れだと通常版を手にするところですが、
タイプAはおこがましいし、Blu-rayは持ってないし、
このバンドのPVは面白い映像が多いし、というそこそこのファン的なタイプCを。

さて、約2年振りの新作アルバムです。
前作「夢見る宇宙」の延長上にあるようなコンセプトで、
夢見ていたその世界を作ってみたという雰囲気です。
ということで、25周年を経て辿り着いたようでもあり、
30年近く前に見ていた未来の作品のような懐かしさも感じる楽曲が並びます。
(ちょっと確信犯的な歌詞やサウンドもチラホラしているし。)

19thにしてNO.1かも、と聴くほどに思っている次第です。

あと、久々に新譜CDをネットじゃなくて実店舗で買ったんですが、
あの駅ビルにCD屋あったよなーという記憶を頼りに巡ってみたところ、
縮小されてるわ、潰れてるわ、全然辿り着けません。
これが昨今のCD事情ってやつです。
結局、面倒なのでタワレコまで行くことにしました。
そして、おっさんがバクチク1枚を手にしてレジの前に立ちます。

「特典をご用意しますので少々お待ちください」

高校生の頃はワクワクしていたやつです。今ではちょっと恥ずかしいやつ。

[ 形而上 流星 ] [追記]
(2014:TOKUMA JAPAN)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /黒色すみれ manip&synth:Cube Juice .YOW-ROW key:森岡賢

アルバム「或いはアナーキー」の最後に配置された、その世界観を完結させる楽曲。
買わずにいたのに、付属のシングルver.のPVを観てしまったので購入です。
一介のロックバンドだったはずがここまでの芸術性へと辿り着いた、
そんな雰囲気とカッコよさ。

それから、c/wにはそのアルバムの中盤に配置された
「メランコリア」を真逆方向へと振り切ってしまった-ELECTRIA-ver.と
with黒色すみれと題された、大胆なアレンジを施したあの「VICTIMS OF LOVE」。
これも「SEVENTH HEAVEN」から「殺シノ調べ」を経てここまで来たかという感じです。
いきなりこのver.を聞くと目を回すかもしれませんが、
グルグルと回してみてください。

何だかこの作品をピースに加えないと完成されない「或いはアナーキー」。

[ LOVE PARADE/STEPPERS -PARADE- ]
(2014:TOKUMA JAPAN)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&synth:横山和俊

「夢見る宇宙」から久しくリリース音源がありませんでしたが、
ようやっとの32ndシングル。
2013年に公開された劇場版バクチク現象ⅠとⅡの主題歌です。

長い時間を経れば、それだけ振り返る過去も多くなる。
それでも時間は止まらずに流れていく。さあ一緒に行こうか。

とか、気取った感想を書いてみます。

そんなにコンセプトは外れてないんじゃないかと思いますが、
星野さんと今井さんの背反した楽曲と櫻井さんの歌詞は
相変わらずのバクチク節です。
ただ、映画を観てしまっているのでアレですけど、
Aメロの歌詞がとても印象的。
そして、今までにない物語性を持っているようで、いないようで、
何だかちょっと心が揺れます。

そうそう
折角だからとⅠとⅡを新宿バルト9で観たんですが、
レコーディング風景、ツアーのリハ風景、本番のバックステージ、
ちょっとだけデビュー当時の映像と
25周年だった2012年の1年間を追ったドキュメンタリー映画なので、
仕掛けも何もない、かなりシビアな内容です。
僕はニヤっとしましたが、感想は各々でどうぞ。

あと、甘ったるいポップコーンを食べていたお姉さんが隣に座ってたんですが、
この曲を聴くとすかさずその匂いの記憶が蘇ります。

げんなりする。

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Buck-Tick 4 [B]

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[ ミウ ]
(1999:mercury music entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:Yokoyama Kazutoshi

マーキュリー時代では最後のリリースだったメジャー16thシングル。
星野さん作曲の「ジュピター」や「ドレス」という突出した名曲に連なる楽曲。
残念ながらアルバム未収録なので、
どうしても埋もれてしまっていますがこれは名曲です。
そして、c/w「パラダイス」は移籍後の「one life.one death」へと直接繋がる楽曲。
というか、そのまんま収録されていても違和感が全然ない。

[ 月世界 ]
(1998:mercury music entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:Yokoyama Kazutoshi #3Remix:Hotei Tomoyasu

レーベルを移籍して3枚目、通算14thのシングルです。
ベスト盤を買わない僕にとっては存在すら忘れていた楽曲。
そもそもマーキュリー時代は迷走というか、魅力的ながらも
そろそろ終わるバンドの雰囲気が読み取れたりしていた時期でした。
そして今更ですけど、この曲は聞くほどに好きになります。
櫻井色の歌詞がループする、視覚的で官能的な月の世界。
無機質な言葉と音の羅列なのにやたらと体温を感じたり、
そんな羅列の中にたった一節だけ「♪あなたに逢えるなら」って入ってたり。
ま、ただの好みなんですけど。

[ ヒロイン ] [追記]
(1997:mercury music entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

アルバム「SEXY STREAM LINER」の先行として
レーベル移籍後にリリースされた12thシングル。
c/w共にアルバム収録された仕様とはアレンジがかなり異なります。
イントロにも「おまえとひとつだ」があったんですね。

[ 見えない物を見ようとする誤解、全て誤解だ ]
(1995:victor entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip&key:Yokoyama Kazutoshi

更に「Six/Nine」からシングルカットされた10thシングル。
長く活動しているバンドを観察していると、
後付けながらもターニングポイントになったと思える曲があります。
そして、この作品が正しくそれです。
この方向への開花が魅力の要因になっているんじゃないか、とか。

それから、たまに
「それさ、見えない物を見ようとする誤解、全て誤解なんだぜ?」って言う。世間話で。

[ ]
(1995:victor entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

問題作「Six/Nine」へと直接繋がる8thシングル。
どうであれ、今更の補完ですが、
c/w「君へ」が聞きたくて。そういう気分の時もある。

[ ドレス ]
(1993:victor invitation)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

名盤「darker than darkness」の先行シングルです。
これもどれだけ聞いたことか。
ヴィジュアル系でお馴染みの「天使」とか「羽」っていう用語を使った楽曲ではNo.1です。
ちなみにアルバム版とはちょっとだけアレンジが違いますよ。
そして、c/wにはベストにしか収録されていない「六月の沖縄」。

[ M・A・D ]
(1991:victor invitation)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

「狂った太陽」からシングルカットされた4thシングル。
とは言いながらも大胆にアレンジが施されたシングルカットです。
何てカッコいい歌詞なんだ、と思った子供の頃。どうって事ないサ。

[ 悪の華 ]
(1990:victor invitation)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

当時のオリコン1位を取った2ndシングル。
いったい今までにどれだけの回数を聞いたんだろうか。
というか、全然そんな曲じゃないんですけどね。
そのはずなのに、遊びはまだ終わらない。

[ JUST ONE MORE KISS ]
(1988:victor invitation)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

CMタイアップも重なり、一気にヒットしたメジャー1stシングル。
「重低音がバクチクする」、とか意味がわからない。
でも、テレビに映ったその姿は衝撃でした。
たぶんトラウマの一つになってます。
そしてc/wはインディーズ時代の代表曲「to search」。

書庫内関連記事→Buck-Tick1 2 3 5 6 7 8 9 10 櫻井敦司 THE MORTAL SCHWEIN SCHAFT Lucy dropz SIRIUS(V.A.) hide tribute SPIRITS(V.A.) DANCE2NOISE(V.A.) PARADE(V.A.)
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BABYMETAL [B]

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[ BABYMETAL ]
(2014:TOY'S FACTORY)
Vo:SU-METAL .YUIMETAL .MOAMETAL

にわかに話題のやつを買ってみました。

最近のアイドルブームとあの頃のバンドブームから
ターゲットは30代~40代という狙い撃ちです。

折角なのに大体が打ち込みという残念さはありますが、
作家陣にはマッドのCRA¥さんやディーパーズの奈良崎さんの名前が見えます。
そして、衣装はスラットバンクスかと思えるようなサポートメンバーにも
ギターには大村孝佳さん、Ledaさん、藤岡幹大さん、
ベースにBOHさん、ドラムには青山英樹さんなどが参加しているようです。
企画モノかと思ってましたが、本気のジャパメタでした。

正直なところ、ツッコミ処が満載なので聴く人の心持ち次第ですが、
オマージュという拡大解釈で楽しめればそれでよし。

ヘヴィメタとアイドルを引っ付けて仕掛けた大人の勝ち。
あと、可愛い。

書庫内関連記事→C4
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