Kagrra, 2 [K]

[ 百鬼絢爛 ]
(2011:PS COMPANY)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水 /cho:Kaori Nishina

(順を追ってもいないし、飛び石のような聴き方でアレですけど)
3曲のシングルを含む最後のオリジナル・アルバムです。
葛藤は色々とあったんだろうけれど、このバンドは最後までコンセプトの軸がブレませんでした。
幻想的な世界観から目覚めもせず、美しいままのメロディー。
ジャケット通りに満開のまま散ってしまう終焉。
メジャー期から少しずつ変化していたものが巡って戻ってきた円環。
ゼロ年代を駆け抜けた、そんな集大成です。('20/7)

[ Core ] [追記]
(2008:KING RECORDS)
Vo:一志 Gt:楓弥 Gt&箏:真 Ba:女雅 Dr:白水 /synth:Jin Nakamura .Kei Kawano

レーベル移籍してリリースされたメジャー4thアルバム。
前作「雫」の同線上にある、以前からのファンを篩いにかけたような作品です。
翻って、各パートのサウンドもアレンジも格段に音楽的になっていたり、
シングル作品が収録されなくとも河野さん(#1)や中村さん(#3)がアレンジに加わった印象的な楽曲もあり、とても完成度の高いアルバムになっていると思います。
見た目やそれまでの活動で纏わり付いてしまったアレやコレやを拭い去ってやろうとした核心。
ちなみに、ラストには「彩」収録の「百鬼夜行」の続編「新・百鬼夜行」が収録されています。
かろうじて繋ぎとめている感は否めない。

[ 雫-shizuku- ]
(2007:COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT)
Vo:一志 Gt:楓弥 Gt&箏:真 Ba:女雅 Dr:白水

そしてコロンビアから最後のリリースとなったメジャー3rdアルバムです。
ここにきて各メンバーの演りたい方向性や力量差が顕著になってきてしまったようで、
初期の頃から聴き続けている人には少し戸惑いを感じるかもしれません。
しかし、基本軸はそのままながら、これまでの和のコンセプトから開放されたような楽曲は
逆に、より日本人らしい繊細なロックになっている印象を受けたりします。

僕の琴線に触れていたシングルの「うたかた」から始まり、
森雪之丞さんと共作された、まるで詩先で作られたような最後に配置された「雫」。
全9曲と少なめながら、人の心の動きのような曲順の流れも素敵な作品。('20/12)

[ うたかた ]
(2006:COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

CHOKKAKUさんをプロデューサーに迎えたメジャー6thシングル。
3typeでリリースされていますが、僕はアルバム未収録「あの坂を登れば」が追加されている通常盤を。
折角なんで。
さて、次アルバム「雫-shizuku-」の1曲めに位置する表題曲とブシロードのCMタイアップ曲と軽い既視感に襲われる全3曲ですが、
兎にも角にも、この「うたかた」です。
活動も後半戦に差し掛かった時期ですが、
10年を越えるような長く続いたメジャーアーティストはこういう変化や新機軸がどこかで必ずあるものです。
このバンドにしか描けない、ただただ美しく儚い名曲。聴かず嫌いは勿体ない。('20/7)

[ 燦 ~san~ ]
(2005:COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

2枚のシングルを含む、メジャー2ndアルバムです。
前2作のフル・アルバムはコンセプト作品であり、
今作はそうではない初の作品だということで、
軒並み評価の高いレヴューが散見されている作品です。

そもそもコンセプトに固まった、そしてそこが生命線のバンドです。
それよりもそれまでと比べて制作環境に余裕ができたんじゃないのか、と
思えるように各曲が練られている印象を受けます。

もう元には戻らない、散っている花びら、その一瞬の映像。
kagrra,らしく美しい、儚い、憂い。
もちろん何を言っているのかさっぱり分からないのだけれど。('19/5)

[ ]
(2004:COLUMBIA ENTERTAINMENT)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

2004年の元旦に発売されたメジャー1stシングル。
デビュー作なのに愁いちゃっているところが何ともアレですが、
インディーズのコンセプトのままで、より爽やかに突き抜けた印象です。
そして、ここまで漢字に固執する割りにはヴォーカル・レスを(一志less)と書いてしまう嘲り。('10/8)

書庫内関連記事→kagrra,1
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Kra [K]

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[ Life~Today is a very good day to Die~ ]
(2009:King Records)
Vo:景夕 Gt:舞 Ba:結良 Dr:靖乃 /pia&key:Yoshihiro"Yossy"Shimoda

そもそもPSカンパニーとキングレコードの契約上、
メジャーとインディーズの境界が曖昧なところですが、
一応、メジャーでは最後の作品となっているメジャー4thアルバム。

アニメのタイアップも収録されていて、
バンドとしては円熟期なのかもしれないけれど、
アルバムを数多くリリースしているからなのか、
特別悪いわけでもないけれど、あまり印象が残っていません。('12/10)

[ Creatures ]
(2007:King Records)
Vo:景夕 Gt:舞 Ba:結良 Dr:靖乃 /trum:Konishi Tetsuroh

PSカンパニーらしい、イケメンでポップなバンドのメジャー2ndアルバム。
個人的には上手い具合にバンギャの心を掴むようなバンドを量産しているようで、
そもそもPS系のバンドをあまり好みません。何だかんだ、けっこう聴いてますけど。
さて、そんなところで、
前々作を聞いていた時に、特に「時の列車」のベースを聞いた時に
V系らしくない異色のベーシストがいるバンドだと、ちょっと気になっていました。
そして、この作品を聞いてみると、
歌ものが好きで、更にインコグニートとかが好きなんだろうなと思えるベースはやっぱり好印象です。
ただの好みですが。('12/10)

[ dhar・ma ] [追記]
(2007:King Records)
Vo:景夕 Gt:舞 Ba:結良 Dr:靖乃 /pia&org:TOSHIAKI OHTSUBO .Hiroyuki KOHZU

シングル2枚を含む、満を持してのメジャー1stアルバム。
そして、たぶん初のフルアルバムとなる10th作品です。
ということで、デビュー作品ながらこなれています。
むしろメジャー仕様のサウンドやアイデアを試しているかのよう。
とはいえ、バンドのコンセプトがブレずに量産していながらも幅広い楽曲を発表し続ける凄さ。
そこで気になってしまう、このバンドで常にクレジットされている増渕東さんのプロフェショナルさ。

あと、#9では結良がアップライトを弾いています。
このジャンルではまだまだ珍しいんですが、これは色々と興味深い。

[ 星空列車の汽笛を聞きながら ] [追記]
(2006:PS COMPANY)
Vo:景夕 Gt:舞 Ba:結良 Dr:靖乃 /pia:Hiroyuki Kohzu vio:Natsuki Takagi

インディーズ最後のアルバム、数えてみると驚きの9th作品です。
メルヘン全開の切なさとそのメロディー。
音のバランスが如何ともし難い感じはありますが、
このバンドの良さが凝縮されている名盤です。
そして「時の列車」ばかり聴いてしまう。

[ フィクション ] [追記]
(2004:PS COMPANY)

"36481?"名義でリリースされたKraによるレーベルメイトの楽曲をカバーした異色の作品。
当時の雅、Kagrra、ガゼット、そしてKraのカバーです。
ファンにとってのサプライズ的な企画ものだと思いますが、
僕は元ネタをほぼ知りません。
また、完全限定3.000枚とか謳いつつも後にキングレコードから再発されています。
なるほど、そういうサプライズか。

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筋肉少女帯 2 [K]

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[ 221B戦記 ]
(1997:MERCURY ENTERTAINMENT)
Vo:大槻ケンヂ .水木一郎 語り:神谷明 .宮村優子 .大槻ケンヂ Gt:橘高文彦 .本城聡章 Ba:内田雄一郎 Dr:太田明 /key:秦野猛行

(結局2006年に再始動するわけですが)ラスト・シングルの16th。
企画もののようで飛び道具的で往年のファンはどう思うか分かりませんが、
物語性のあるロック・オペラのような楽曲で非常にカッコいい。
しかも橘高さんのギターが非常に合っています。
そもそも、King-Showの曲か?と問われると困るんですが。('10/8)

[ ステーシーの美術 ]
(1996:MCA VICTOR)
Vo:大槻ケンヂ Gt:橘高文彦 .本城聡章 Ba:内田雄一郎 Dr:太田明 /key:秦野猛行 .小川文明

バンド活動が休止し、充電期間を経て発売されたメジャー10thアルバム。
これは傑作です。
各メンバー独自の売りどころを遺憾なく聞けます、歌詞も含めて。
確かにケンヂさんが言っていたように「保守的」ではあるかもしれませんが、
完成度がとても高い楽曲ばかりです。
また詩先の楽曲が中心だったようですが、
そういう聞き方をするとまるで小説を読んでいるかのよう。('10/8)

[ レティクル座妄想 ] [追記]
(1994:MCA VICTOR)
Vo:大槻ケンヂ Gt:橘高文彦 .本城聡章 Ba:内田雄一郎 Dr:太田明 /key:秦野猛行

レーベル移籍後の第一弾。メジャー9thアルバムです。
生と死、狂気と妄想、堕落とニーソックス。
短編映画を見続けているような。
多層的な小説を読んでいるような。
それでいてアルバム全体を通した明確なコンセプト。
この芸術的な不安定感が堪らない。
次作も傑作だと思っていたんですが、これは凄い。

書庫内関連記事→筋肉少女帯1 Sirius~Tribute to UEDA GEN~(V.A.) Euphoria X.Y.Z.→A
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黒蜴蝶 [K]

[ 遺書剥奪 ]
(1995:BLACK ARTS)
Vo:軀 Gt:GIZZELE Ba:真琴 Dr:REI

1stアルバム「帝王切開」と同年にリリースされたミニ・アルバム。
ジャケット違いで3rdプレスまで再発されましたが、
所持品は1曲追加された3rdプレスです。折角なんで。

次作では時流に呑み込まれたかのように軟化してしまいますが、
今作はXやGARGOYLEのような和製H/M系統の様式美。
また、オムニバスに入っていた初期の頃のどうしようもないこともなく、
格段にまとまった楽曲とその勢い。
何やら、ちょっとカッコいい。
帝王切開やら遺書剥奪とか幼少期に何かあったんだろうけど。

書庫内関連記事→L.S.D(V.A.) EMERGENCY EXPRESS(V.A.) Neo Rocks(V.A.) TURN OVER(V.A.)
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Kagrra, 1 [K]

[ 桜花爛漫 ]
(2003:PS COMPANY)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

ラスト・インディーズ作品のミニ・アルバム。
2000年代はPSカンパニー所属バンドが席巻しましたが、その中心バンドのひとつ。
特に和をモチーフにしたバンドの中では群を抜いていました。
メロディーは日本人ならば心地よいものなので耳へすんなり通ります。
しかし、歌詞はその雰囲気は伝わるものの、無理矢理で意味のわからない文字が多い。
結局のところ、ネオ・ジャパネスクという意味がよくわからない。
行き着くところは盆踊りか。('10/8)

[ gozen ]
(2005:KING RECORDS)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

2002年にリリースされた5thにして初のフル・アルバムが2005年にメジャー再発された作品。
坂上田村麻呂の物語に出てきた鈴鹿御前という伝承上の人物をモチーフに
一志が脳内で広げた物語を具現化したコンセプト・アルバムのような作品です。
とはいえ、バンドのコンセプトが悠久の時に馳せて、魑魅魍魎が跋扈した時代設定なので、
そのまんまといえばそのまんま。
楽器隊やサウンドは未完成ですが、逆にこのバンドらしい完成された作品です。
ポップな楽曲を聴きたければ次作の「桜花爛漫」だろうけれど、
その世界に浸りたい方はこちらをどうぞ。('18/7)

[ ~夢イズル地~]
(2002:PS COMPANY)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

ミニ・アルバム「煌」の先行としてリリースされたシングル。
その当時、シーンを牽引していたバンドがもう一つ上のステージに上がる、
そんな勢いを感じる綺麗な作品です。
そして、和に固執して確立したバンドの個性。
c/w「戯園」も相まって、この空気感が琴線に触れる人もいたことでしょう。
浅はかな僕にはKagrraといえばこんな感じと思ってしまう。
ぞなもし。('18/7)

[ ] [追記]
(2005:KING RECORDS)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

2001年にリリースされたインディーズ3rdアルバムが2005年にメジャー再発された作品。
会場限定でリリースされた(冬→秋→夏→春という収録順に)四季を模したシングル4曲と前身のCROW時代の焼き増し2曲が収録されています。
そのCROWはKEY PARTY所属だったようですが、これがそのまんまKEY PARTYアレンジでちょっと笑ってしまう。
これほど違うのか。そういう軌跡を辿る作品です。

[ ] [追記]
(2005:KING RECORDS)
Vo:一志 Gt:楓弥 .真 Ba:女雅 Dr:白水

2000年にリリースされたインディーズ1stアルバムが2005年にメジャー再発された作品。
ゼロ年代のヴィジュアル系再ブームの中でも一ジャンルになっていたネオ・ジャパネスク。
その中心にいたバンドの最初のCD作品です。
後追いで聴いていると、粗いし不安定だし何とも評価し難い面はあるものの、
その独特な世界観で堂々と押し切った勢いと潔さ。
そこにあるものはメジャー期では使われない音使いやラインの構築。
こういう処が初期の面白さ。

書庫内関連記事→kagrra,2
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Klaha [K]

[ Marchen ] [追記]
(2003:ENSEMBLE)
Vo:Klaha /Gt:Kaz Vio:Yamato Sakuma key&manip:Tadasuke Suzuki

マリスの呪縛から解き放たれたような1stシングル。
ガクトのソロデビュー曲だった、あのミゼラブルを彷彿とさせるヴァイオリンの旋律が印象的な表題曲とレベルの高いポップスが続くc/wの楽曲です。
4曲入りMaxiですが、ストーリー性があってアルバムのような印象を受けます。
演りたい音楽はこの方向性だったんですね。
そんなメルヘンで綺麗な作品。(但しギターの音を除く)

[ Nostal Lab ]
(2002:ENSEMBLE)
Vo&prog:Klaha /key&prog:Suzuki Tadasuke Gt:Okazaki Masami

マリス・ミゼル3代目ヴォーカリストのファースト・ソロ作品。
クラハが加入したマリスはよく知らなかったので期待して購入したものでした。
「やっぱりマリスはガクトでしょう。いや、テツも捨てがたい。」
で、クラハは、ということで。
(ファンの人から怒られるかもしれないけれど)
どうしてもガクトの物真似のように聞こえてしまう。
まるでクリカンがルパンを演っているかのように。
「じゃぁ、いいじゃん」
そもそも「マリスの」という枕詞がなければそれ相応。
ただそれがなければ買わない、というパラドックス。('10/8)

書庫内関連記事→MALICE MIZER3
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黒夢 1 [K]

[ feminism]
(1995:東芝EMI)
Vo:清春 Ba:人時 /Gt:佐久間正英 Dr:そうる透

臣が脱退して2人で再出発したメジャー3rdアルバム。
むしろ、このクレジットが黒夢の本当のメンバーだったんじゃないのか、とか。
さて、先行シングルもオリコンの常連になってセールス的にも成功し、
口ずさみやすくなった黒夢の最高にポップな作品です。
しかし、ここを分岐点に次作からは後期・黒夢ともいえる路線を突っ走ります。

[ Cruel ]
(1994:東芝EMI)
Vo:清春 Gt:臣 Ba:人時 /Dr:松山一志 key&Gt:佐久間正英

その当時は買いそびれていたメジャー2ndアルバムです。
前作よりもインディーズの頃の妖しい匂いが残りながらも、
ブレイク寸前の勢いを感じる作品。

そういえば学生の頃、黒夢好きの女子から
「ICE MY LIFE」が収録されたビデオを借りたんですけど、
その時「途中で止めないでね。それから巻き戻しはちゃんとしといてね。」
って言われた記憶があります。
そんなCruel。

[ 迷える百合達 〜 Romance of Scarlet]
(1994:東芝EMI)
Vo:清春 Gt:臣 Ba:人時 Dr:Hiro /そうる透

佐久間正英さんをプロデューサーに迎えたメジャー1stアルバム。
インディーズ時代の病的な妖しさを残しつつも、
さすがにメジャーなのでポップな楽曲も混在しています。
それが顕著なデビュー・シングルの#3「for dear」は賛否両論でしたね。
僕は好きでしたが。

[ 亡骸を…]
(1993:la+miss)
Vo:清春 Gt:臣 Ba:人時 Dr:Mr.?

インディーズ最後のアルバム。
メジャー後もいろいろと様態を変化させていきましたが、黒夢といえばこの作品だと思います。
その当時、飽和していたこのジャンルでも新しい路線を切り開いていたし、
結局のところ、名古屋系ってシルバー・ローズと黒夢に行き着きます。
また、同時期に活動していたラルク・アン・シエルとはよく比較されていましたね。
僕らの間でも「どっちが好き?」みたいな。
たぶん、病んでる人は確実に黒夢派でした。
どっちもどっちでしたけど。

[ 生きていた中絶児 ]
(1992:la+miss)
Vo:清春 Gt:臣 Ba:人時

同タイトルのデモに1曲追加されてリリースされたCD作品。
「亡骸を」へと続く前段階ですが、この作品もかなりイカれてます。
そして、このダークで病的な歌詞と妖しいサウンドに
影響を受けたバンドが黒夢以後、どれだけ出現したことか。
「♪親愛なるDEATH MASK」とか口ずさんでいた高校時代。僕の黒歴史。

[ 生きていた中絶児 Limited picture Ver] [追記]
(1992:la+miss)
Vo:清春 Gt:臣 Ba:人時

青春の1枚だった作品の限定ピクチャー版を見つけてしまったので回収です。
清春と目が合ってしまったんだから仕方ない。

「鏡になりたい」の歌詞が記載されていたり、
当時の写真が載っていたりします。
そんなコレクションです。
ということで、久々に聴いた訳です。
ちゃんと狂ってますね。

書庫内関連記事→黒夢2 HITOKI creature creature SADS AMNESIA VINYL EMERGENCY EXPRESS(V.A.) SHOCk AGE(V.A.) PARADE(V.A.) hide tribute SPIRITS(V.A.) D'ERLANGER TRIBUTE ALBUM~Stairway to Heaven~(V.A.) DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-(V.A.)
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Kneuklid Romance [K]

[ SHINE ] [追記]
(2009:UNDER CODE PRODUCTION)
Vo:YUTAKA Gt:KENICHI .TAKUYA Ba:TATSUYA Dr:GAZ

解散から9年後にKISAKIが仕掛けたプチ復活に合わせてリリースされた作品。
しっかりとソフビのその後を辿ったような、
そして、ここ最近のJ-POPを先取りしていたようなポップさです。
また、解散後も各々キャリアを積んでいたことがわかる完成度。
バンド自体はよく知らないけれど、埋もれた名曲です。
ただ、卓録感が出過ぎててちょっと残念。

GAZさんの音はどのバンドにいても好きだったなぁ。

[ 「Chain」... ]
(1996:Infinity Records)
Vo:YUTAKA Gt:KENICHI .TAKUYA Ba:TATSUYA Dr:GAZ

そして、新メンバーになってリリースされた
インディーズ3rdアルバムです。
一気にソフトヴィジュアル路線へと辿るメロディーと音。
まさに'90年代後期という印象です。
時代の流れがそうだっただけに是非はないけれど、
前作が名盤だっただけにちょっと残念。

(amazonでは扱っていないようですね)

[ パズル ]
(1994:FAI)
Vo:雪乃 Gt:KENICHI .JUNA Ba:TATSUYA Dr:GAZ

後々にVAPからメジャーデビューするバンドのインディーズ2ndアルバム。
様々なバンドからのメンバーの入れ替わり立ち替わりが多かったバンドです。
例えば、今作品ではexマリス・ミゼルやその前身だった摩天楼だとか。
この前にはマリスのkamiが参加していたり
後にはexグリム・ザ・カプセルのTAKUYAやexメリーゴーランドのKYOが参加しています。
内容は、もう楽曲も音も声も歌詞もヴィジュアル系としか表現できないほど、
しかもヴィジュアル系のツボを押さえたアレンジは今聞くと感動すら覚えます。
嘘。感動はしない。
でも思いの外カッコいいんです、これが。

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KILL=SLAYD [K]

[ HEAT ]
(1997:NIPPON CROWN)
Vo:toki Gt:IZA Ba:JUN=NA Dr:KAZUSHI /key&prog:Sugiura Tetsuro

人気がピークになった時期に発表されたメジャーデビューアルバム。
代表曲の「Phirosophia」を聞きたくて購入です。
全体的に予想以上の壮大なアレンジと無理矢理なポップさの楽曲ばかりで、
以前のハードなイメージとは少し異なります。
やっぱりC4が異様にカッコいいんですね。
持ってないけど。

[ Krank ]
(1996:ZAK MUSIC)
Vo:TOKI Gt:IZAYOI Ba:JUN≒NA Dr:KAZUSHI /key:Sugiura Tetsuroh

後にメジャーでもリリースされた表題曲を含んだラスト・インディーズ作品。
当時のインディーズ・チャート1位を獲得した4曲入りミニ・アルバムです。
代表曲だらけなので、メジャー展開への名刺代わりのような位置付けですね。
たぶんキル・スレイドはこの1枚で事足りてしまう。

[ Peripheral ] [追記]
(1995:AOP project)
Vo:TOKI Gt:IZAYOI Ba:JUN≒NA Dr:AKIRA

1stが無かった事だったかのような2nd作品。
メンバーも固まりつつ、世界観もヴィジュアル度も文句なし。
軒並みソールドアウトしていた当時の勢いも頷けます。
そうそう、叩いているのはGLAYのAKIRAですね。
この作品を最後に脱退してしまうので、意外と貴重なのかも。

[ Death13 ]
(1993:FIXER RECORD)
Vo:TOKI Gt:IZAYOI Ba:TERUHIKO Dr:TSUTOMU

まだまだ何にも固まっていない印象ですが、
初期デランジェを思わせるインディーズ1stアルバム。
デビュー後のキル・スレイドや現在のC4では想像もつかない内容です。
歌メロは全くわからない。
チューニングが微妙。
曲自体のアレンジがそもそも決まってない。
僕はスペシャル・サンクスを見ているだけで何やら楽しい。

書庫内関連記事→C4 Alte MissioN GLAY NeiL L.S.D(V.A.)
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かまいたち [K]

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[ I LOVE YOU ]
(1991:TOY'S FACTORY)
Vo:SCEANA Gt:梶井"KAZZY"沙介 Ba:DEAD LEE MOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY けんchan

ということで、メジャー2ndアルバムからカットされたラスト・シングル。
このバンドのイメージからしたら全然らしくない、
捻りもなく普通過ぎるポップな楽曲です。
そして、c/wは代表曲「自由の女神」のリレコーディングを。
ただのコレクター感覚です。

[ JEKYLL to HYDE-masturbation- ]
(1991:TOY'S FACTORY)
Vo:SCEANA Gt:梶井"KAZZY"沙介 Ba:DEAD LEE MOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY けんchan

この年に解散してしまい、これがメジャー2ndにしてラスト・アルバム。
もう”はちゃめちゃ狂”という枕詞のイメージはありません。
メッセージ性の強い(そうでもない)歌詞としっかりした(そうでもない)楽曲です。
ただ#9「I LOVE YOU」が聴きたくて。

[ はちゃめちゃ狂 ]
(1990:TOY'S FACTORY)[追記]
Vo:SCEANA Gt:やったるぜエ~"KAZZY"さすけ Ba:クレクレMOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY けんCHAN

近年のプチブームから無事に「THE END」へと幕を降ろしたかまいたち。
そんなブームに乗った訳ではないけれど、
ボックスが綺麗なものを見つけてしまったので回収です。
今更感想も何もないんですが、ずっとこのジャンルを聴いていると分かります、
このバンドもその時代には必要な一つのピースだったんですね。
あとSCEANAの褪せないカッコ良さね。何だこれ。

[ はちゃめちゃ姫 ]
(1990:VAP)
Vo:SCEANA-417-しいな Gt:やったるぜエ~"KAZZY"サスケ Ba:クレクレMOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY KENCHAN

メジャー1stシングル。
アニメ・タイアップということで、いたちごっこ収録の「自由の女神」の歌詞違い曲。
そして、c/wはベスト版に収録の「へのへのもへじ」
懐かしさだけのコレクター感覚です。

[ いたちごっこ ]
(1989:FREE-WILL RECORDS)
Vo:SCEANA-417-しいな Gt:やったるぜエ~"KAZZY"サスケ Ba:クレクレMOGWAI Dr:CRAZY DANGER NANCY KENCHAN

ヴィジュアル系始まりの中心バンドのひとつ。
当時は好きでもないのにとりあえず持っとけ的な感じでした。
音楽で飯を食うとか自己表現する、というよりも
若者の一瞬のはけ口のような衝動、という本来のバンドらしい音。
なのでこの上なくヘタくそです。
そして、僕らの街ではケロヨンが一斉に姿を消しました。
友達の部屋に上がってみるとケロヨンがそこにいた。

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