Orphee [O]

[ Lyrical ]
(1997:BANDAI MUSIC ENTERTAINMENT)
Vo:Makoto Gt:Mai .Kiyotaka Ba:MAXX Dr:Shinov

当時のブレイクアウトブームでも番組内の上位にランキングされていたバンドの1stです。
その番組は卒業組みが強力過ぎて、その下に位置するバンドは有象無象感があったりしましたが、中にはブームを牽引する実力のあるバンドは何組もいたものです。

音作りが如何ともし難かったり、何ともチグハグで何とも惜しい感は否めませんが、
ソフビのポップさと名古屋系のダークさが濃いめに混ざっていて面白い。
そして、その後は2ndをリリースするも2000年に活動休止、2005年で解散となりますが、
ブームの終焉がもう少し遅れていれば、とタラレバを想像してみたりして。

ちなみにベースはあのMAXXさんが参加していたバンドですよ。

書庫内関連記事→THE END OF THE CENTURY ROCKERS(V.A.) VISUAL ROCK BEST COLLECTION(V.A.) Ti+Dee Merry Go Round smells
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OCTOPUS CULT [O]

[ deadstock phantom ] [追記]
(1998:徳間ジャパン)
Vo:SCEANA Gt:NAOKI Ba:YAYOI Dr:TAKE

前作から半年後にリリースされたミニアルバム。
更にファンク色が濃くなったロック作品です。
16分が不安定なメンバーもいますが、そこに鎮座するTAKEちゃんの安定感とその上手さ。
そして、かまいたち、幻覚アレルギー、オクトパスカルトと追う毎に魅惑的になっていった切り裂いた声。

「このCDはアーティストの意向により歌詞カードが添付されていません。」
そんな記載をしながらも、盤面一杯に直接印刷がなされた歌詞。
文字に起こしたらギリギリアウトみたいな単語が耳に入ってくるし、
「Dのススメ」の鏡文字のような、どうせ読まないだろうという捻くれ方です。
もちろん読みませんけど。

[ SMASHING PEACEFUL SOCIETY]
(1998:徳間ジャパン)
Vo:SCEANA Gt:NAOKI Ba:YAYOI Dr:TAKE

メジャーながら活動期間も短かくひっそりと埋もれた感は否めませんが、
幻覚アレルギーのSCEANAとDECAMERONのNAOKI兄弟、そしてTAKEちゃん、
ついでにしいもんきいのYAYOIという、
全面的にフリーウィルなメンバーによるバンドの1stアルバムです。

出自のバンドから想像し得る、
あの目を見張るポップさやメロディー、度を越えた狂気さ、弾ける若さ、
そんなものは全く無くなってしまったけれど、
よくよく聞くと各々のバンドの匂いは底の方に残っている気がします。
それでいてファンク色が強めの攻撃的なロック。
必聴ではないけれど、埋もれるには勿体ないカッコよさ。

あと、上モノ楽器隊は勢いに任せた不安定さがありますが、
そこに鎮座するTAKEちゃん、安定感が半端ない。('18/4)

書庫内関連記事→かまいたち 幻覚アレルギー DECAMERON しいもんきい
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Of-J [O]

[ FLAT ]
(1996:la miss)
Vo:安田政利 Gt:間宮馨 Ba:藤井京野 Dr:富安徹

僕ら界隈では、FtCの徹さんが在籍していたバンドとして一気に認知されたバンドでしたが、
SUS4~GARNETの間宮さんは言わずもがな、
今作はTi+Deeの京野さんやMerry-go-roundの富安さんが在籍していた頃の作品。
寧ろこっちの方で基礎体温が上がります。
そんなバンドのインディーズ2ndアルバムです。

80年代の匂いを残したビートと声、そしてポップな楽曲。
当時の名古屋系の一大ブームの中でも異質なので、
流れに乗れず埋もれてしまった感がありますが、
Eins:Vierの名曲「Dear Song」のような
「HEART ACHE...LONELINESS」なんて
ちょっとグッときますよ。

la missつながりで。

書庫内関連記事→JILS Merry-go-round Moi dix Mois Neo Rocks(V.A.) Cry-Max Peasure(V.A.) TURN OVER(V.A.)
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OPTIC NERVE [O]

[ OPTIC NERVE ABSTRACTION ]
(1991:danger crue)
Dr&Vo&synth&prog:yukihiro Gt&Vo&synth:室姫深

ジキルを脱退したyukihiroとマッド・カプセル・マーケッツを脱退した室姫深が組んだユニット。
というか、ダイ・イン・クライズの「nothingness to revolution」にクレジットされていたように、
ダイ・イン・クライズありきで組まれていたようなユニットの1stアルバム。
そして、ユニット名そのままの視覚と連動するようなテクノ・サウンドと随所にみえる二人の嗜好。
ラルクのyukihiroというよりもアシッド・アンドロイドを思い浮かべると伝わると思います。
たまにジャンク・コーナーに鎮座してますが、思いの外カッコ好いんですよ。

書庫内関連記事→Die in Cries1 2 ZI:KILL1 2 4 LA'rc en Ciel2 acid android THE MAD CAPSULE MARKETS1 5 Bloody Imitation Society BUG Creature Creature DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-(V.A.)

Oblivion Dust [O]

オフィシャルサイトは→コチラ

[ RADIO SONGS Best of Oblivion Dust ]
(2001:motorod)
Vo:Ken Lloyd Gt:Kaz Iwaike .Masaru Yoshida Dr:Souta Oofuruton /Ba:Juken

解散後にリリースされた未発表曲を含むベスト・アルバム。
今更ですが、KAZさんやFURUTONさん、サポートにはJU-KENさんまで
名前が連なっています。実はスゴいバンドだったんですよね。
決して長い活動期間ではありませんが、
妥協のない濃密な時間だったんだろう、と思えるほどの楽曲です。
洋楽しか聞かない、という(よく分からない)嗜好の人でも十分に楽しめます。

[ misery days ]
(1998:motorod)
Vo:KEN Gt:kaz Ba:RIKIJI Dr:TAKA

メジャー2ndアルバム。
日本の素地ではない音楽性もあり、立ち位置が曖昧ながらも
(再結成されていますが)もう少し売れてもよかったバンドです。
様々な経緯からも分かるように、hideの好み(だろう)サウンド。
zilchやらhideのトリビュート・アルバムに収録されている「限界破裂」なんて鳥肌ものですよ。
また、この作品からベースはRIKIJIさんが加入していますね。
もとい、ちゃちゃ丸です、スリー・アイズ・ジャックの。

書庫内関連記事→hide toribute SPIRITS(V.A.) hide with Spread Beaver THREE EYES JACK THE SPACE COWBOYS BUG

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