BUCK-TICK 9 [B]

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[ No.0 ]
(2018:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip:横山和俊.YOW-ROW[GARI].Cube Juice.ハヤシヒロユキ[POLYSICS]

ということでデビュー30周年の到達点、21thアルバムです。
ここ最近の作品と掛け離れている印象はないものの、
一つのアルバム作品として群を抜いた完成度と芸術性を持っています。
ロックバンドに芸術性だなんて、と思ってはみたものの、
音と言葉の降り注ぎ方が尋常ではありません。
個々に仔細な感想を書きたいところだけれど、今作は無粋な気になります。
このバンドはファンだから贔屓目に聴いてしまうけれど、
それを差し引いてもカッコいい、そしてヤベー作品なんじゃないか、と。

「sexualxxxxx!」からここまで達することを誰が予期できたんだろう。
そんな「No.0」。「HURRY UP MODE」でもいいけど。('18/3)

[ Moon さよならを教えて ]
(2018:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /manip:横山和俊 YOW-ROW

そして、年が明けても続くデビュー30周年プロジェクトを追った37thシングル。
前作「BABEL」でc/wに収録されていた原曲がよく分からなかったリミックス。
その原曲を表題曲として、そして無意識にニューアルバム「No.0」を想像してしまう
そんな勿体振った名曲「Moon さよならを教えて」。
また、それに続くc/wはスマホゲーム「クリスタル オブ リユニオン」のテーマ曲「サロメ」。
何だか、らしくないくらいに戦略的なリリースです。
とはいえ、最近のバクチクらしい映像的で空間的な音の世界観。
そう”最近の”です。30年間リリースし続けて変化し続けて、それでもこのバンドの色はそのまま。

倍テンからの美しくもテンション高めな声の掛け合い。
Under the Moon Lightという確信犯。('18/2)


さて、デビュー30周年の年の瀬、武道館2daysに参戦してきました。
初めて聴いたときはランドセルを背負ってて、
学ランを着た頃には重低音がバクチクしていたものです。
そんなおっさんがおっさんを観てしまう誤解、全て誤解だ。
ちなみに、2日めはアリーナの前から数列めにいました。
風邪をひいてマスクをしたまま、マフラーをしたままのおっさんは僕です。

[ BABEL ]
(2017:JVCKENWOOD Victor Entertainment)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール /synth:YOW-ROW manip:横山和俊

デビュー30周年プロジェクトとしてリリースされた36thシングル。
表題曲と石野卓球さんがremixを手掛けたc/wという実質1曲の勿体振った作品です。
「アトム 未来派 No.9」と同線上にありながらも、
干支が円環したような「十三階は月光」に寄り添った世界観もあります。

五十路を越えたおっさん達がバベルなんてものを表現してしまうレベルの高さもあり、
30周年プロジェクトの第一弾がこれでいいのか、と思ってしまうところですが、
このバンドはこれでいいんですね。
それはさて置いて、櫻井あっちゃんの声が圧倒的です。そう、この声です。('17/11)

[ CLIMAX TOGETHER - 1992 compact disc ] [追記]
(2017:JVCKENWOOD Victor Entertainment)

「殺シノ調ベ」リリース後に行われた
横浜アリーナ2days「Climax Together」を完全パッケージ化した
4枚組みライヴ・アルバム。
という完全限定生産品です。そりゃそうです。(信者用)

その後に12年周期で行われているライヴ「Climax Together」ですが、
そもそもビデオシューティング目的のライヴだったので、
その視覚的な影響か巷では伝説化しているライヴのひとつらしいです。(信者談)

そして、年端も行かない子供だった僕はもちろん行ってません。
「悪の華ヤベー、狂った太陽スゲー」と部屋でニヤニヤしていた時期です。

SHM-CDと言われても再生環境が大したことないのでアレですけど、
25年前の音源をここまでの音で再現、再生できるんですね。
30年以上現在進行形のバンドの音と時間を越えて聴き比べる面白さ。
楽曲も含み、活動期間から考えると初期とも言える時期を切り取った作品ですが、
ライヴ・アルバムとしてはとてもクオリティーの高い作品。

[ アトム 未来派 No.9]
(2016:victor)
Vo:櫻井敦司 Gt:今井寿 .星野英彦 Ba:樋口豊 Dr:ヤガミトール

古巣のビクターからリリースされた20thオリジナルアルバムです。
前作から今作までにTHE MORTALとSCHAFTという大きめの活動が挟まれていたので、
その影響があるんだろうと思っていましたが、
やはり、前作でひとつのピリオドを打っている印象を受けます。
解体されたものから再合成を目指したような個別のピースが散りばめられた今作は、
それを受け入れ難い人もいるんだろうと予想できてしまう構成ですが、
そこはキャリアの長いバンドです。バクチクはバクチクのまま。('16/10)

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