SOFT BALLET 1 [S]

[ SINGLE COLLECTION’89~’91 ]
(1993:ALFA RECORDS)
Vo:遠藤遼一 Key&prog:森岡賢 prog&synth:藤井麻輝

ビクターへ移籍後にリリースされた、年代順に並んだアルファ時代のシングル集。
恥ずかしながら僕のソフト・バレエの入り口です。
やはり、シングル集なので当然ながらクオリティーは高く、聞き易い楽曲ばかり。
入門編としては最適な作品だと思います。
また、「TWIST OF LOVE」のシングルverや、そのc/wだった「NEEDLE」あり、
「愛と平和」の初回限定収録だった2曲ありというレア感もあった作品。('10/12)

[ 愛と平和 ]
(1991:ALFA RECORDS)
Vo:遠藤遼一 key&prog:森岡賢 prog&synth:藤井麻輝 /key:Ian Curnow

そして、当時のオリコンでも上位に食い込んだメジャー3rdアルバム。
この時期は湾岸戦争の開戦時期と符合していますが、
全体的に歌詞を眺めているとそれに触発されて作られたことが分かります。
特に某国を皮肉った歌詞なんかはサイコウです。遠藤さんの才です。
世の中は20年経っても大して変わっていません。('10/12)

[ 3[drai] ] [追記]
(1990:ALFA RECORDS)
Vo:遠藤遼一 Key&prog:森岡賢 prog&synth:藤井麻輝 /Gt:Narita Shinobu .Tsukada Tsuguhito .Fujita Takashi Ba:Morota Ko Dr:Kamiryo Wataru

「DOCUMENT」と「愛と平和」の間にリリースされたミニ・アルバム。
前半は3人のソフト・バレエが、そして後半は3様のソロ・アーティストが一つの作品としてパッケージされています。
個性的で歪な形の3つのパズルのピースとそのピースが合致したときに現れる完成図。

このバンドの魅力をいつもとは異なる角度から確認できる面白い作品。
そして、再結成後の「BRIGHT MY WAY」のジャケットへと思いを馳せる「3[drai]」。

[ ESCAPE -Rebuild ]
(1990:ALFA RECORDS)
Vo:遠藤遼一 prog&synth:森岡賢 .藤井麻輝 /Gt:Tsukuda Tsuguhiro

そして「DOCUMENT」からカットされた3rdシングル。
このユニットの中でもポップなメロディーを持つ2曲です。
そんな曲のRebuild,Remake,2nd Mixというソフトバレエならではの面白さ。

当然ながらテクノロジーの発達で最も影響を受けるジャンルですが、
この頃のピコピコ・サウンドには何だか温度みたいなものがありますよね。('13/5)

[ DOCUMENT ]
(1990:ALFA RECORDS)
Vo:遠藤遼一 key&prog:森岡賢 prog&synth:藤井麻輝 /Gt:Tsukuda Tsuguhiro .Fujita Takashi .Yamazaki Shigeru Ba:Morota Koh

エレクトロ・ポップの名曲「ESCAPE」・「TWIST OF LOVE」を含みながらも
前作よりもマニア度を増した、バラエティに富んだ楽曲が並んだ2ndアルバム。
そして、何と言っても今作はDOOMの二人が参加しているんですが、
諸田さんの硬質なフレットレスの存在感が圧倒的な#4と#9はとても興味深い。('10/12)

[ TWIST OF LOVE ]
(1990:ALFA RECORDS)
Vo:遠藤遼一 key&prog:森岡賢 prog&synth:藤井麻輝

この時代では珍しかったMaxi使用のメジャー2ndシングル。
森岡さんと藤井さんの背反性をそのまま聞くことができる2曲です。
ソフト・バレエに嵌るきっかけがこの楽曲だったんですが、
今聞くと少し古いサウンドながら、やっぱり名曲です。('10/12)

[ EARTH BORN ]
(1989:ALFA MUSIC)
Vo:遠藤遼一 key&prog:森岡賢 prog&synth:藤井麻輝 /Gt:Tsukuta Tsuguhito per:Whacho

当時では追随を許さないほどの圧倒的な音楽性だったメジャーデビュー1stアルバム。
今思えば'80年代のニューロマンティックからインダストリアルが融合した流れと
YMOに代表されるようなテクノ・ポップの流れという音楽性を
個性的なメンバーが表現したら超カッコいいバンドになりました、ということだったんですね。
僕は完全に後追いで買い揃えたんですけど、その頃はただただ圧倒されていました。
ちなみに、既にこの作品で森岡さんと藤井さんの両面性は確立しています。('10/12)

書庫内関連記事→SOFT BALLET2 3 ENDS SCHAFT 睡蓮
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

紫苑 [S]

[ ダーリング / 愛が欲しい ] [追記]
(2004:BMGファンハウス)
Vo:アスタ Gt:カモ Ba:ヨースケ Dr:ゲン

沢田研二さんのカバー「ダーリング」を表題曲にリリースされたメジャー3rdシングル。
また、これ以後はメジャーからのリリースもなく、翌年に解散しているので最後の作品です。
何があったのかは知りませんが、この作品は毛色の違う3曲ながらも紫苑らしい情熱的なアレンジとそのメロディーが心地よい。
c/w「真夏の太陽」なんて河村隆一愛に溺れそうな名曲だし。
ヴィジュアル系自体が狭いのに、更にニッチな狙い方をした感は否めません。

[ ロマンチック・ゴー・ゴー ]
(2003:BMGファンハウス)
Vo:アスタ Gt:カモ Ba:ヨースケ Dr:ゲン

ダメな男の妄想ロマンチックな歌詞と頭内をグルグル回るサビのメロディーが心地よい。
そんな彼らの代表曲を引下げてのメジャー1stシングル。
結果的にはメジャーではアルバムを発表することなく解散してしまいます。
また、シャ乱Qのような路線を狙っていたきらいがありますが、
(そもそもシオンという御大がいるからしょうがないけど)読み難いバンド名と
頑ななキャラ設定が禍してキワモノ過ぎたのかもしれません。
非常にもったいない。
ついでに薔薇の末裔はヴェルサイユだけでいい。そもそも紫苑なのになぜか薔薇。('10/12)

[ ロマンチック・ゴー・ゴー ]
(2002:HYPER MIX RECORDS)
Vo:アスタ Gt:鴨 Ba:耀介 Dr:絃

「純白のタキシード」と「深紅の薔薇」というキャラを固定し始めた頃に
発表されたインディーズアルバム。
ちょっとシンセが喧しく、ミックス自体もインディーズ感丸出しなんですが、
さすがに歌謡曲好きなメンバーなだけあってメロディーがとても良い。好きです。
このキャラ設定を受け入れてしまえばすごく魅力的なんですが、実はそこが難しい。('10/12)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

聖飢魔Ⅱ 1 [S]

オフィシャル・サイトは→コチラ

このバンドもヴィジュアル系とは言い難いながら、
メイクすることやヘヴィメタを一般大衆化させた功績は甚大です。
どうであれカッコいいので。

[ 有害 YOU GUY! ]
(1990:CBS/SONY)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀 Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /key:松崎雄一

大ヒットしたベスト・アルバムを挟んでリリースされた第7大教典(アルバム)。
セールスもピークに近い時期にあたり、一般化したような聞きやすい作品かと思いきや、
各々のメンバーの演奏はこれまでの最高テクを披露しています。
その当時ではわからなかったような演奏を大人になってしみじみ聴いてみると面白い。
迎合する気なんて微塵もない、そんな毒づいた作品。('11/1)

[ BAD AGAIN〜美しき反逆〜 ]
(1990:CBS/SONY)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀 Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /strings arrange:斉藤ネコ

オリコン5位を獲得した第8小教典(シングル)。
全編、壮大なオーケストレーションに包まれたロック・バラード。
子供の頃、無垢だった僕は「綺麗な曲だなぁ」とおこずかいを握り締めて買いに行った曲です。('11/1)

[ THE OUTER MISSION ] [追記]
(1988:CBS/SONY)
Vo:Demon Kogure Gt:Ace Shimizu .Sgt.Luke TakamuraⅢ Ba:Xenon Ishikawa Dr:Raiden Yuzawa /pia&synth:Akio Dobashi per:Obao Nakajima cho:Nokko

それまでの楽曲から一気に広がりをみせた、名盤と言われている第5大教典(アルバム)。
レーベルメイトだったレベッカの土橋さんがプロデュースや編曲にクレジットされていますが、
その影響が強く、壮大なテーマを持ちつつも一般大衆に受け入れやすいサウンド仕様です。
次作「WORST」が大ヒットする前段階、まさに布教。
そんな人間と悪魔が融合したハイブリットな名作。

[BIG TIME CHANGES]
(1987:CBS/SONY)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀 Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /pia&synth:"NAZO NO BAKABON" TSUDA cho:出口雅之

篁さんが加入して解散までのメンバーが揃った第4大教典(アルバム)。
これまでの悪魔的なおどろおどろしいイメージ先行型から脱却した今作は、
各々のメンバーが作曲段階から携わっていたこともあるんですが、
演奏も音もバンドとして目一杯に臨んだことがわかるほどの厚みと勢いがあります。
オリコン・チャートも上位にランクされた秀作。('11/1)

[地獄より愛をこめて FROM HELL WITH LOVE]
(1986:CBS/SONY)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:ジェイル大橋代官 .エース清水長官 Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /pia&synth:"NAZO NO BAKABON" TSUDA

初期の名作・第3大教典(アルバム)。
このリリース後に脱退してしまう大橋さんの楽曲が中心となった構成で、
これ以後と一線を画したメロディアスでドラマティックな楽曲が並びます。
全体を通して一つの作品という本来のアルバムらしい傑作。
そして、なんといっても石川さんの加入が大きかったですね。('11/1)

[ THE END OF THE CENTURY]
(1986:CBS/SONY)
Vo:DEMON KOGURE Gt:JAIL OHHASHI .ACE SHIMIZU Ba:ZOD HOSHIJIMA Dr:RAIDEN YUZAWA

当時、というか後追いしてた頃にTAPEへ落としてよく聴いていた作品。
その後にCD-Rに焼かせてもらって聴いていた作品。
そして、やっぱりCDで持っておこうと思った2018年です。

ほぼダミアン浜田さんの楽曲による世界観ですが、
ヒット曲「蝋人形の館」を含む、後々の軌跡を決定的にした
代表曲が目白押しなメジャー2nd作品。いや第2大教典です。

今さら聴いても色褪せない名盤です。
JACK THE RIPPERの「コ・ロ・セ!」にカッコいい!なんて思ってた少年時代。
コンプライアンスなんて言葉もなかった、いや悪魔には必要ないか。('18/10)

書庫内関連記事→聖飢魔Ⅱ2 Kings LUKE篁
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

SOFT BALLET 3 [S]

[ BRIGHT MY WAY ]
(2003:WARNER MUSIC JAPAN)
Vo:RYOICHI ENDO Key&prog:KEN MORIOKA prog&synth:MAKI FUJII /Gt:KEI MORIOKA Ba:KENICHI NEMOTO

突如2002年に再結成され、その翌年の大団宴ツアーで再び活動休止してしまいますが、
今作は再結成後2枚目のMaxiシングルです。
森岡さんらしさと藤井さんらしさにニヤニヤしっぱなしの新生Softballet。
以前の眉間に皺を寄せたような張り詰めたものがなく、直接的な眼差しです。
これはカッコいい。

そして、(初回版だけなのかは分かりませんが)ジャケットを手にした人だけが確認できる、
エンボス加工で三角に配置された3つの指紋。
赤一色の下地に浮かび上がる3つの指紋とその中心に配置された「Softballet BRIGHT MY WAY」の白文字。
こういう意図的なデザインが何とも秀逸。

書庫内関連記事→SOFT BALLET1 2 ENDS SCHAFT 睡蓮
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Sleep My Dear [S]

[ Sleep My BEST ]
(1997:TOKUMA JAPAN)
Vo:KoHey Gt:Yasuhiro .Saki Ba:Yasumichi Dr:KENT

これまでの歩みを目一杯に詰め込んだ全17曲トータル71分36秒ものベスト・アルバム。
ご多分に漏れずオリジナルを買わないでベストを買う、そんな程度です。
「Φ[phi]」やら「Ask for Eyes」のようなガッツのある奇跡的な楽曲もあり、
化粧が落ちると同時にポップになっていく楽曲ありと
よくあるヴィジュアル系バンドの歩みがわかります。
一家に一枚、是非どうぞ。('10/11)

[ "Dear&Hate" ] [追記]
(1996:TOKUMA JAPAN)
Vo:KoHey Gt:YASUHIRO .SAKI Ba:YASUMICHI Dr:KENT

このバンドの売りはハードなサウンドとポップなメロディーとコーヘイの声です。
そこのところを上手く散りばめた4曲入りミニアルバム。
後期はよく知りませんが、アルバム「φ」からこの作品が最も魅力的な時期だったんじゃないかと思わせる雰囲気を持っています。
と言いつつも「Breath of Air -Pure Mix-」ばかり聴いています。
Pure Mixって何だよ。

[ φ [phi] ] [追記]
(1996:TOKUMA JAPAN)
Vo:KoHey Gt:YASUHIRO .SAKI Ba:YASUMICHI Dr:KENT

そして、メジャー2ndアルバム。これは名盤です。
どうしても琴線に触れてしまう「φ[ファイ]」や「Breath of Air」、ついでにZI:KILL感が堪らない「S.N.O.B」や隠れた名曲「Remember」を筆頭に、
これまでの煮え切らない散漫さや中途半端さが払拭されています。
ハードからポップまでアルバム全体の完成度も文句なし。
このバンドのカッコ良さがよく出ている作品です。

今更いるかわかりませんが、興味のある方はこのバンドの入り口として是非どうぞ。

[ CODE ]
(1996:TOKUMA JAPAN)
Vo:KoHey Gt:Yasuhiro .Saki Ba:Yasumichi Dr:KENT

「SHAPE」のあれやこれやから半年後にリリースされた、
シングル2曲を含んだ実質的なメジャーデビュー1stアルバム。
見た目だけは一丁前なその時代の王道ですが、
どうしても中途半端さが拭えない。
この作品をざっくり言うと「Ask for Eyes」だけ。('12/9)

[ MOVE ]
(1993:Tears Music)
Vo:KOHEY Gt:YASUHIRO .SAKI Ba:YASUMICHI Dr:KENT /guest voice:清春 .YOWMAY

シルバー・ローズのローディーだったメンバーが中心となって結成した名古屋直系バンド。
そのインディーズ1stアルバムです。
ヴィジュアル、楽曲、アレンジ、音、声、歌詞のどこを切り取っても
その当時の「良いとこ取り」感は否めませんが、決して悪くありません。
あーなるほど、と言いたくなります。
ただ、KAIKIのピッキングは真似しないでもよかった。
また、初回”赤”版ではボーナストラックに清春が参加している「DEATH」を収録。
さすが名古屋は、カッコいい。('10/11)

書庫内関連記事→EMERGENCY EXPRESS(V.A.) Cry-Max Pleasure(V.A.) SACRED SEEDS(V.A.) TURN OVER(V.A.)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

聖飢魔Ⅱ 2 [S]

オフィシャルサイトは→コチラ

[ LIVING LEGEND] [追記]
(1999:BMG funhouse)
Vo:DEMON KOGURE Gt:ACE SHIMIZU .Sgt.LUKE TAKAMURA Ⅲ Ba:XENON ISHIKAWA Dr:RAIDEN YUZAWA /key&synth:KAIJIN MATSUZAKISAMA

予定通り世界征服を完遂し、地獄へと帰って行った1999年です。
その後、結構な頻度で舞い戻ってますけど。

さて、世紀末にリリースされた最終大教典は
原点回帰したようなヘヴィメタ作品でした。
これまでの歩みを一気に集約、収束した強烈な印象を受けます。
これが聖飢魔Ⅱ。
最後に産み落とされた珠玉の1枚です。
最後じゃなかったけど。

[ PONK!! ]
(1994:ki/oon sony records)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀 Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /key&pia:レクター・H(石黒彰)

結果的にソニーからの最後のリリースとなった第11大教典(アルバム)。
発表毎にコンセプトの振り幅が大きいバンドですが、今作はかなりポップです。
先入観があるとイマイチな評価になってしまいますが、
ヴァラエティに富んだ楽曲は歌を聞かせることに重点があるようで、魅力的な1枚です。

[ 恐怖のレストラン FRIGHTFUL RESTAURANT ]
(1992:ki/oon sony records)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀 Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /synth prog:Sakota Itaru

メンバーのソロ活動後にリリースされた第10大教典(アルバム)。
今作は一転して原点回帰した悪魔的な世界観です。
ただ初期のような神話的な悪魔ではなく、ホラーです。人がいっぱい死にます。
また、これぞヘヴィーメタルという重く硬質な音も聴きところでしょうか。
特に石川さんのアプローチが今までになくヘヴィメタしてます。
どうでもいいんですが、イメージ・コンセプトはマッド・ジョージさんの手によるもの。

[ LIVE! BLACKMASS IN LONDON ]
(1992:SONY RECORDS)
Vo:デーモン木暮閣下 Gt:エース清水長官 .Sgtルーク篁Ⅲ世参謀 Ba:ゼノン石川和尚 Dr:ライデン湯沢殿下 /key:松崎雄一

'91年にロンドンで行われたミサを収録した初ライブ・アルバム。
(MCも含めて)全編英語詩で歌われていますが、さすが閣下です。
海外で通用しないと言われてた、それまでの日本バンドの最大の欠点がコレでした。
また、さすがな演者と言えるほどライブ感もありながら演奏が上手い。
ただ、収録曲に偏りがあるので好き嫌いが分かれるかもしれません。
僕は好きです。

書庫内関連記事→聖飢魔Ⅱ1 kings LUKE篁
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Silver-Rose [S]

[ LIVE NEW ROSE TOUR 1992 ]
(1993:YENBAN CORP.)
Vo:YOWMAY Gt:HITOSHI .KOICHI Ba:KAIKI Dr:KYO

メンバーも固定され、アルバムリリースと怒涛のライブ本数が組まれて一気に全国区になり、
それ系の雑誌を開いても載ってない月がなかったほどの頃のライブアルバムです。
ただ、あまりにも雑。
名古屋といえば円盤屋、もう少しちゃんと作ればよかったのに。

[ SILVER-ROSE ]
(1991:ILLUSION RECORDS)
Vo:YOWMAY Gt:HITOSHI Ba:KAIKI Dr:EIJI

ヴィジュアル系が始まった頃のお話。

関東圏はメタル色が濃く、中心から遠ざかる程にハードロック側へと傾いたり、
翻って関西圏ではパンク色が濃く、更に南下するにつれてリズムが強くなったり、
また、地下に潜れば潜るほどアングラなポジパン臭がしたりと、
その地域性による含有割合がバンドの基本色になっていたように思います。

そして、名古屋を中心とした中京圏。
その割合が絶妙だったのか、
音楽性のジャンルは?と問われればもうヴィジュアル系としか答えられない。
そんなサウンドとアレンジを擁していた名古屋系。
ということで、その中心に位置していたシルバーローズ。
そんなバンドの1stアルバムです。

ざっくりとした私見ですが、ま、好きだったんです、名古屋系。
(因みに、今作はKouichi(→Laputa)とkyo(→Merry Go Round)の加入前の作品ですよ。)

書庫内関連記事→EMERGENCY EXPRESS SHOCK AGE
Laputa1 2 3 4 Everlasting-k ROUAGE1 2 WITH SEXY Merry Go Round
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Syndrome [S]

[ CORE~黒夜現~ ] [追記]
(2002:Matina)
Vo:浅葱 Gt:SIN .Ruiza Ba:KISAKI Dr&pia&prog:紫音

そして、第二章とかいうメンバーチェンジ後にリリースされた、
二枚同時発売の片割れminiアルバムです。
陰陽をモチーフとしているようなので二枚で全体像とする作品。
フルアルバムでいいじゃん、と言ってはいけない商法です。

ここにきてDの母体バンドとしての色が濃く、
それまで持っていた音楽性と世界観は異なります。
全くの別バンド。
また、良し悪しは別にして
KISAKIの音楽性は前期(いや第一章だったか)寄りに位置しているかのよう。
このリリース年には活動休止になっているので、そういうことです。
あと、僕はDをそんなに聴いていない。

[ Nostalgia ]
(2001:Matina)
Vo:龍夜 Gt:Ruiza .Ken Ba:KISAKI Dr:紫音

MIRAGEの終了に伴ってKISAKIを中心に結成されたバンド。
というよりは、DやMERRYのメンバーを擁していたことで有名なバンドですね。
そんな初期メンバーだった頃のシングルです。

これでもかというシンコペとAメロのルアージュ具合はさて置いて、
誰もがこれぞ王道と聞き入るようなメロディーを持つ楽曲です。
そして、ヴィジュアルの色合いもその様式美もザ・マティーナ。
2000年代後期まで廃れずにシーンを支えていた
あの一貫した雰囲気そのままなので、
この辺りのバンドが派生源だったのか、と思えてしまうほど。
'90年代と2000年代の境界線みたいな、
よく分からないけど確実にあるんじゃないかというアレです。

書庫内関連記事→Matina PRELUDE(V.A.) MIRAGE D1 D2 Vasalla JE REVIENS
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

SPEED-iD [S]

オフィシャルサイトは→コチラ

[ UNHOLY NIGHT ]
Vo&Ba:H.L.EURO Gt:CAPTAIN MARQUEE Ba:HIKO Dr:J.P.HAL.J Vo:le;ka

1999年に海外リリースされた3rdアルバムの国内向け再発版。
という割には聞いたことがあるなと思っていたら、
優朗さんのソロ作品に原曲が散らばっていました。
また、時流に乗ったようにジャパニーズ・ゴシックの重鎮と言われていますが、
そこら辺の区分けがまだよく分かりません。
分からなくて全然いいんですけど。

そして、2枚組み限定版にはHIKOさん加入後のLIVE音源
「GOOD EVENING,EVILIAN-LIVE IN TOKYO 2009」が付属しています。
HIKOさんと森永理科さんの加入後はこんな変化をしていたんですね。

[ i-D THE D・O・S EDITION ]
(1997:TRYCLE RECORDS)
Vo&prog:EURO Gt:MARQUEE Dr:J.P.HAL /Ba:TSUYOSHI .Shudo Mitsuru pia:Shigeno"姫"Yuko

インディーズからリリースされた「M・A・S」版と同時に
メジャーからリリースされた本作の「D・O・S」版、久々の2ndアルバムです。
バンドものとは程遠い、打ち込みを多様したクラブ・ミュージック然。
そのサウンドは優朗さんらしい、あの感じなんですが、
なんと言ってもそこを支える楽器隊のセンスが光っています。
これはカッコいい。

[THIS IS HEAVY TRIP DISK !!]
(1996:-)
Vo&prog:EURO Gt:MARQUEE Ba:TSUYOSHI Dr&samp:J.P.HAL /pia:Shigeno"姫"Yuko

無料配布ものだったと思われる、友人から頂いた3曲入りCD。
ギターにはハーレムQのマーキーが加入して少し雰囲気が変わりましたね。
流通していないのでアレですが、超カッコいいです。
そして、こんなに歌メロがわかる優朗さんも珍しい。

(アマゾンでは扱っていないみたいですね)

[ INNER DIMENSION ]
(1993:Free-Will Records)
Vo:優朗 Gt&samp:IPPEI Ba:MAC Dr&synth:HAL

ジ・アザーサイドの二人とハーレムQ・ディーキュセのMAC、ヒステリアのIPPEI。
現在でも活動しており、今やゴシックの先駆者的な立ち位置にありますが、
独自の世界観はこの頃からドップリ異質です。
そんなバンドの1stアルバム。

書庫内関連記事→THE OTHERSIDE EURO the HAREM Q ROSENKREUZ nuvɔ:gu Free-Will ANNIVERSARY1993(V.A.) STRAWBERRY ROAD(V.A.)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

サリー [S]

[ アブノーマル ]
(2001:marder suitcase)
Vo:ヒナ Gt:erina Ba:軀月 Dr:ユキ

レーベル移籍してリリースされた、このバンド唯一のCD音源です。
そもそもレーベル名とジャケ写だけで手に取ってしまったやつですが、
記憶には薄く残っていたバンド名なのでそれなりの人気があったように思われます。
と、よく見るとemmureeのユキさんの姿がありますね。

リリース時期を考えると売れない路線だったことと思いますが、
いいですね、この雰囲気。
猟奇的で暗澹としていて、それでいてしっかりとした演奏と音。

ほぼピエロ、ほぼ黒夢、ほぼディルアングレイの3曲でしたけど。

書庫内関連記事→Matina PRELUDE(V.A.)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。