DIE-ZW3E (ディザイ) [D]

[ AZITO~空カラノ手紙~ ]
(1995:SYNDICATE RECORD)
Vo:結城敬志 Gt:由希 .喜多圭介 Ba:智貴 Dr:RAN

そして、名古屋系の括りだったバンドが独自の変化をみせた最後のアルバムです。

タイトルから察するに、少年期から大人への成長や葛藤、決別なんかを
強く意識した全体像です。
そんなZi:Killを聴いているかのような自己投影的なメッセージ性と
それを表現しようとしたアレンジが垣間見られる楽曲。
けっこうな熱量です。中々の圧です。
ファンに支持された理由はこの辺りだったのかもしれませんね。
そんなこんなで、
1曲だけ由希さん作曲の楽曲があるんですが、この名古屋感が堪りません。
ルアージュでしたけど。('19/9)

[ SIDE-B ]
(1994:SYNDICATE RECORD)
Vo:結城敏志 Gt:由希 .喜多圭介 Ba:智貴 Dr:RAN

ルアージュに途中加入したYUKI、黒夢のサポートだったRAN。
そして、過去にはソフィアの黒柳さんやルアージュのSHONOが在籍していたディザイの2ndアルバム。
ついでに今作品のプロデュースはバービーボーイズのエンリケさんです。
ここがよくわかりません。勇み足だったのかもしれない。
さて、このシーンでは最も多彩で面白いバンドが数多いた'90年代中期。
その数多の中でも全国区の人気を有していたバンドです。
今更聞き直せば楽曲もアレンジも演奏も、全てがもう一押しな感じですが、
その時代にしか生まれないものもある。('11/12)

(amazonでは扱っていないみたいですね)

[ Di・es I・rae ] [追記]
(1993:SYNDICATE RECORD)
Vo:結城敬志 Gt:YUKI .喜多圭介 Ba:KAI Dr:RAN

ベースにSOPHIAの黒柳(=KAI)さんが在籍していた頃の1st作品です。
アルバムがリリースされる毎にその個性が明確になっていったバンドですが、
この作品は当時の名古屋系サウンドが強めです。
たぶん、代表作品は次作の「SIDE-B」なんだろうけれど、
ヴィジュアル系度が高めで歌メロを大事にした侮れない初期作品。

そして、Special Thanksを眺めていると更に楽しい。この当時のザ・名古屋が堪らない。

(amazonでは扱っていないみたいですね)

書庫内関連記事→Cry-MAX Pleasure(V.A.) ROUAGE1 2 SOPHIA
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Orphee [O]

[ Lyrical ]
(1997:BANDAI MUSIC ENTERTAINMENT)
Vo:Makoto Gt:Mai .Kiyotaka Ba:MAXX Dr:Shinov

当時のブレイクアウトブームでも番組内の上位にランキングされていたバンドの1stです。
その番組は卒業組みが強力過ぎて、その下に位置するバンドは有象無象感があったりしましたが、中にはブームを牽引する実力のあるバンドは何組もいたものです。

音作りが如何ともし難かったり、何ともチグハグで何とも惜しい感は否めませんが、
ソフビのポップさと名古屋系のダークさが濃いめに混ざっていて面白い。
そして、その後は2ndをリリースするも2000年に活動休止、2005年で解散となりますが、
ブームの終焉がもう少し遅れていれば、とタラレバを想像してみたりして。

ちなみにベースはあのMAXXさんが参加していたバンドですよ。

書庫内関連記事→THE END OF THE CENTURY ROCKERS(V.A.) VISUAL ROCK BEST COLLECTION(V.A.) Ti+Dee Merry Go Round smells
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REDЯUM [番外編]

[ SECOND CIRCLE ]
(2000:EMBRYO)
Vo:YUMI Gt&key:TSUYOSHI Ba:SOTO Dr:KAZI /synth:d-kiku

そして翌年にリリースされたミニアルバム。
音の積み方も面白く、
更にバンドの色みたいなものが直接的になっている作品です。
また、前作に続きプロデュース欄にはSUGIZO、そしてKONIYANGさんの名前も載っています。
THE MAD CAPSULE MARKETSの作品にレコーディングエンジニアとしてクレジットされていた方です。
そりゃカッコいい音になるはずだ。(ただの好みですけど)

[ REDЯUM ]
(1999:EMBRYO)
Vo:YUMI Gt:TSUYOSHI Ba:SOTO Dr:KAZI

SUGIZOのレーベル(EMBRYO)からリリースされた1st作品。
ということで、コンセプトアルバムの「GRAND CROSS1999」で異彩を放っていたあのバンドです。

インタビュー記事を読む限り、出会い方も面白いんですがSUGIZOが相当気に入っていたことが窺えます。
(プロデュースのクレジットにはYOU SUGIHARAと当時の本名で明記されていることだし)
どこまで手を入れているのかは分かりませんが、
半覚醒した世界で漂ったような声と楽曲。
そして、何よりも音、それ自体がカッコいい。
fra-foaも好きで聴いていたので、こういう声に殺られる体質なのだと思います。

書庫内関連記事→GRAND CROSS1999(V.A.)
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