GEORGE [G]

[ CAT WALK ]
(1998:east west japan)
Vo&Ba:GEORGE /Gt:白田一秀 .OKAMOTO Dr:そうる透 key:松原博

セルフプロデュース、ついでにミックスも本人の2ndソロ・アルバム。
今作は全曲を通してちゃんとベースは本人が弾いています。
作曲者自ら唄って、しかもベースを弾いていると音の落ちる位置に無理がありません。
全体的にパッしないけれど、前作の何倍もかっこいいアルバムです。
ちょっとVoとBassのミックス音がデカいけど、それも良しか。

[ DUST AND BONES ]
(1997:パイオニアLDC)
Vo&Ba:GEORGE /Ba:HIROKI .CRAZY COOL-JOE .GISHO .JUN .TOSHI Gt:DAN .OKAMOTO Dr:そうる透 key:松原博

レディース・ルームのベーシスト・ジョージの1stソロ・アルバム。
ベーシストのソロ作品としては珍しく、ベースにゲスト・ミュージシャンが多く参加しています。
そもそも楽器隊のソロ作品は本人がアーティスト寄りになるかミュージシャン寄りになるか、
と大きく分かれるんですが、今作品はアーティスト・ジョージとして
好きなジャンルを好きなように唄いたかった、だけの作品でした。
和気藹々な感じは決して悪くない。

書庫内関連記事→LADIES ROOM1 2 3 AMNESIA
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GRAND SLAM [G]

[ THE LAST ROCK SHOW "SONG FOR YOU" ]
(1997:ALFA MUSIC)
Vo:加藤純也 Gt:白田一秀 Ba:吉川裕規

'97に行われた渋谷公会堂での解散ライブの模様を
DATから起してリリースされたライブ・アルバム。
そもそも発表するための音源ではなかったようなので演奏も作りもかなり粗くなってます。
それこそクオリティの高い海賊版のような印象ですが、
その反面ダイレクトな音でライブ会場にいるような面白さもあります。
しかし、CDを抜いた時に見える裏ジャケットに書かれている
「みんな、夢捨てないで、がんばって下さい・・」という一文。
いろんな意味で泣ける。

[ FREE ]
(1992:ALFA RECORDS)
Vo:加藤純也 Gt:白田一秀 Ba:吉川裕規 /Dr:本間大嗣

Drの豊川さんが脱退して発表された全編アコースティックのメジャー3rdアルバム。
このバンドは白田さんが支柱なので、
アコギを聞く限りにおいては面白い作品です。
それにつけても歌詞が非常に恥ずかしい。らしいといえばらしいんですけど。
今風の「♪メールが来ない、会いたい、でも会えない」みたいな
超薄っぺらな歌詞と大差ないのかも。
ちなみにサポート・ドラムはEZOのヒロさんです。

[ infinity ]
(1991:ALFA RECORDS)
Vo:加藤純也 Gt:白田一秀 Ba:吉川裕規 Dr:豊川義弘

前作の延長上にありながらも中途半端な印象のメジャー2ndアルバム。
やたらとポップでちょっとガッカリする。
狙っていた路線はわかるんですが。
前作がよかっただけに肩透かしをくらいます。

[ RHYTHMIC NOISE ]
(1990:ALFA RECORDS)
Vo:加藤純也 Gt:白田一秀 Ba:吉川裕規 Dr:豊川義弘

そして、そのままの勢いで発表されたメジャー1stアルバム。
ちょうど同時期に活躍して、同じような結成メンバーがいた「ジャクスン・ジョーカー」と
対比されることが多かったんですが、
このバンドの方が王道のアメリカン・ハード・ロックに日本人らしいメロディーと甘いマスクで
一歩抜きん出たセールスだった記憶があります。
確かに#5「I WANNA TOUCH YOU」とか、よく聞いてました。
後に数枚のアルバムを発表しますが、このメジャー1stが頂点です、たぶん。

[ GLAND SLAM ]
(1990:DANGER CRUE)
Vo:加藤純也 Gt:白田一秀 Ba:吉川裕規 Dr:豊川義弘

GOLDEN BAT名義で発売された、これぞグランドスラムという代表曲の
#1「ONCE MORE KISS」から始まり、マグナムかと思わせる#4「D.O.A」で終わる
4曲入りインディーズ1stミニ・アルバム。
元リアクション、プレゼンス、44マグナム、メイクアップというメンバーが並び、
結成当初から注目されていたバンドでした。
たぶんジャパメタ好きにはたまらなかったんでしょう。僕は後追いでしたが。

書庫内関連記事→PRESENCE 44MAGNUM1 2
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GARGOYLE 1 [G]

オフィシャルサイトは→コチラ

[ 天論 ]
(1993:NIPPON COLUMBIA)
Vo:栩原-KIBA-和久 Gt:黒岩-SHEJA-靖 Ba:末吉-TOSHI-敏幸 Dr:桐田-KATSUJI-勝治

そして、満を持してのメジャー・デビュー・アルバム。
コロンビアの宗清裕之さんが担当しています。
知っている人は解ると思いますが、この時点でハズレはありません。
それまでの延長上にあり、より削ぎ落とした印象を受けます。
デビュー作ながらひとつの完成形だったんだろうと思います。
歌詞はさすがに直接的な宗教用語は避けられてますが、
避けたことによる象徴的な言葉はアレンジと相まって
逆に世界が広がったような印象です。「我が闘争」とか言っちゃってますけど。

[ 回顧録 ]
(1992:after ZERO)
Vo:栩原-KIBA-和久 Gt:黒岩-屍忌蛇-靖 Ba:末吉-TOSHI-敏幸 Dr:桐田-KATSUJI-勝治 /Vio:池田真紀子

(オムニバスには収録されながらも)アルバム収録されていない初期の代表曲や
無料配布された楽曲を集めたミニ・アルバム。
「HUNTING DAYS」「[黒」「[邪悪」「Dying Message」 「CRAZY SADISM」
たぶん、知る人ぞ知るナンバーです。
まだまだ粗いけれど目一杯カッコいい。

[ ]
(1992:after ZERO)
Vo:栩原-KIBA-和久 Gt:黒岩-屍忌蛇-靖 Ba:末吉-TOSHI-敏幸 Dr:桐田-KATSUJI-勝治 /Vio:池田真紀子

三部作の最終章の3rdアルバム。特殊ジャケットもここまでくるとけっこう邪魔。
そもそも三部作って言うほど物語性はないと思うんですけど、
たぶん解脱や浄化とかのイメージを持たせたかったんだろうか。
そして、人気もセールスもメジャー・レベルになっていた頃にリリースされただけあって、
その後の視野も入れたようなメロディアスな楽曲とブレない独自の世界観が
上手いバランスにあってとてもカッコいい作品でした。
また、この作品と「天論」の屍忌蛇は一瞬訪れた天才的なセンスに溢れています。
その後、溺れましたが。

[ ]
(1990:after ZERO)
Vo:栩原-KIBA-和久 Gt:黒岩-屍忌蛇-靖 Ba:末吉-TOSHI-敏幸 Dr:桐田-KATSUJI-勝治 /Vio:池田真紀子

そして三部作の第二章。
初回は金ジャケット、続いて銀ジャケット、その後と再発を繰り返しました。
もちろん、おこずかいを握り締めて発売当日に買った僕は金色です。
そして、内容は琴など様々な楽器を取り入れ、
前作以上に和を取り入れながらも実験的でネオ・クラシカルなヘヴィメタを展開します。
また、さまざまな宗教用語を駆使した歌詞が特徴なんですが、
このバンドのお陰でいろいろ覚えました。懊悩、流転、畜生、輪廻とか。
ちなみにアレンジを変えて数回発表された代表曲「HALLELUYAH」も収録されています。
この見た目でハレルヤもあったもんじゃないけど。
(アマゾンのリンクは再発版です↓)

[ ]
(1989:after ZERO)
Vo:栩原-KIBA-和久 Gt:黒岩-屍忌蛇-靖 Ba:末吉-TOSHI-敏幸 Dr:桐田-KATSUJI-勝治

今現在でも精力的に活動しているバンドの三部作の第一章、1stアルバムです。
もうこの時点で素晴らしい。
現在クロマニヨンズにも参加しているカツジなんてまだ高校生だったと思うし。
そして、この頃はブームに乗って様々なバンドが台頭していましたが、
唯一無二に異彩を放っていました。様式美を取り間違えた独自の美学です。
今でいう和ゴスの原型かもしれませんね。
ちなみにこの頃、「禊」っていう漢字を書く練習をしていました。

書庫内関連記事→GARGOYLE2 ANIMETAL 屍忌蛇 VOLCANO 黒夢2 GEORGE ZEROISM(V.A.) EMERGENCY EXPRESS(V.A.) TRIAD Rock of Ages Celebrate the 15th Anniversary(V.A.) LIGHTNING&THUNDER(V.A.)
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Gilles de Rais 2 [G]

復活しているオフィシャルサイトは→コチラ

[ Crack A Boy ]
(1994:PONY CANYON)
Vo:JOE Gt:JACK Ba:DEE Dr:SINN

なんとまぁ、デビュー作に続いて、L.A.レコーディングの6thアルバム。
また、通過儀礼の化粧落としが行われたラスト・アルバムでもあります。
そして、インディーズの頃のあのイメージを払拭しようとしており、
純粋にメロディーを大事にしたアレンジには狂気の片鱗もありません。
聞いていて普通にカッコいいロック・アルバムなんですが、
それがこのバンドにとってはマイナスに働いたようです。
どうもポニーキャニオンからデビューするバンドは上手くいかない印象がありますよね。

[ JAPAN ]
(1993:PONY CANYON)
Vo:JOE Gt:JACK Ba:DEE Dr:SINN

意図のわからない4曲入りの5thアルバム。
なにやら大人の事情が見え隠れします。
全体的にストレートな印象を受けますが、聞きところは#4「SANDY Ⅱ」でしょうか。
彼らの初期代表曲のリメイクなので。

[ Gilles de rais ]
(1993:PONY CANYON)
Vo:JOE Gt:JACK Ba:DEE Dr:SINN

通算4作目のメジャー・デビューアルバムです。
攻撃的でパンキッシュながらメロディアスな楽曲。
さすがにメジャーなだけあって「殺せ!」とはいきません。
また、同時期に活動していたルナシーがいきなりの大ヒットで
その陰に隠れてしまった印象ですが、非常にもったいないバンドでした。
特にこの作品は傑作です。
今でも「殺意」とこの作品はたまに引っ張り出します。恥ずかしくなんかない。

書庫内関連記事→Gilles de Rais1 Acid Bell JACK EMERGENCY EXPRESS(V.A.)
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Gilles de Rais 1 [G]

大学の講義でジル・ド・レ男爵の存在を知った僕は
「ジル・ド・レイってコレかぁ!」と思った記憶があります。
なもんで、Gilles de Raisを読めて当たり前と思っていた僕はどうかと思う。

[ BECAUSE... ]
(1992:EXTASY RECORDS)
Vo:JOE Gt:JACK Ba:DEE Dr:SINN

2ndのヒット受けてその翌年に発売された3rdアルバム。
新曲と1st、2ndの楽曲の再録、デモなどを収録した集大成のような作品。
そして、演奏も今までで最も安定しています。
メジャーへの橋渡しのような位置づけですね、たぶん。
僕は「ウッ、ッペース」という意味の解らない言葉が頭から離れない。
*未だにこの包帯巻き画像のジャケットのポスターを貼っている友達がいます。

[ 殺意 ]
(1991:EXTASY RECORDS)
Vo:JOE Gt:JACK Ba:DEE Dr:SINN

ということで、エクスタシーレコードから発売された2ndアルバム。
同時期にルナシーの1stも発売されていた頃です。
正直、前作の内容だとファンはつかなかったと思います。それがどうだろう。
狂気的なバンドの雰囲気はそのままにメロディアスな楽曲が並びます。
その上で叫ぶJOEの声とJACKの才の開花。
けっこう衝撃でした。
でも、思春期にはよろしくない。
机の上に置いてある「殺意」のジャケットに両親はハラハラしてたんだろうな。

[ DAMNED PICTURES ]
(1990:MOON DROPS)
Vo:JOE Gt:JACK Ba:DEE Dr:SINN

ポジパンにプログレを混ぜた楽曲とダークで耽美な歌詞。
独自な世界観を持ったバンドのインディーズ1stアルバム。
(あまりにも音質が悪いため、後にエクスタシーレコードから再発されています)
このバンドを知っていればこの作品も面白く聞けるんですけど、
入り口がこの作品だとけっこう辛いところですね。
やっぱり、お薦めは次作の「殺意」でしょう。
*スペシャル・サンクスにRAYLA(Lunacy)の文字が。もちろん河村隆一氏です。

書庫内関連記事→Gilles de Rais2 Acid Bell JACK EMERGENCY EXPRESS(V.A.)
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