PIERROT [P]

[ DICTATORS CIRCUS-奇術的旋律- ]
(2003:UNIVERSAL J)
Vo:キリト Gt:アイジ .潤 Ba:KOHTA Dr:TAKEO

メジャー5枚目にリリースされたベスト・アルバム。
「パンドラの匣」「CELLULOID」「screen」というインディーズで発表された楽曲のみ
を再録した作品です。
ご覧の通り、その3枚とも聞いていたので食指が伸びたわけです。
さて、大筋ではインディーズ時代と変わらないまでも、
メジャー仕様のサウンドと演奏し続けた結果として最適化されたアレンジとその演奏。
僕のピエロ像はまさしくこんな感じ。

[ FINALE ]
(1999:東芝EMI)
Vo:キリト Gt:アイジ .潤 Ba:KOHTA Dr:TAKEO /prog:Suzuki Naoki .Umesaki Toshiharu .Yamamoto Tetsuya

そして、シングル4曲を収録したメジャー1stアルバム。
仰々しく豪華なサウンドです。まさに鳴り物入り。
それまでのピエロらしさはあるものの、少し明るめでポップなメロディーが多いメジャー仕様。
また、下世話なんですが、デビュー・アルバムなのにお金がかかっています。
当然、勝算はあったんでしょうけれど。

[ screen ]
(1998:BMG ジャパン)
Vo:キリト Gt:アイジ .潤 Ba:KOHTA Dr:TAKEO /key&synth prog:Koike Atsushi

今は懐かしいBreak Outロゴの入った、メジャー流通していたインディーズ・ラスト・シングル。
聞くと一瞬でピエロだとわかるサウンドとメロディーはそれだけで凄いことです。
また収録数は3曲ですが、メリハリがあり、かつ物語性を持たせる選曲はさすが。
メジャーであれだけ売れた意味がわかります。

[ CELLULOID ]
(1997:BMG ジャパン)
Vo:キリト Gt:アイジ .潤 Ba:KOHTA Dr:TAKEO /key:Nakayama Tsutomu synth prog:Marita Masaki .Koike Atsushi

既にその先を見越していたクオリティーのインディーズ3rdアルバム。
というか、メジャー流通されてましたけど。
当時のブレイク・アウトしかり、この作品で全国区になった観があります。
かくいう僕もCD屋に走ったピエロの入り口でした。
そして、ピエロといえばシンセ・ギターですが、その代名詞が如何なく取り入れられた作品。

[ パンドラの匣 ]
(1996:ZENIT MUSIC FACTORY)
Vo:キリト Gt:アイジ .潤 Ba:KOHTA Dr:TAKEO

前作からメンバー・チェンジし、不動のメンバーが揃ったインディーズ2ndアルバム。
その後メジャーでバカ売れしたバンドですが、これが原点のような作品。
むしろインディーズでしかできないだろう世界観。
ギターとか妖し過ぎます、よく歌メロがとれるものです、かっこいいです。ニヤニヤします。
Voがギターを弾ける、曲が書けるっていうのはこういうことが可能なんですね。

匣の中に残ったものは希望ではなく絶望、と書ける勇気が欲しい。いや、いらない。

[ 気狂いピエロ ]
(1994:Chroum Line Record)
Vo:HIDELOW Gt:キリト .JUN Ba:KOHTA Dr:LUKA

この数年後にあれ程のビッグバンドになるとは誰が予想できたんだろう。
そんなインディーズ1stアルバムです。
とはいえ、後のピエロの母体バンドという位置付けで楽しめる、
キリトとジュンの楽曲が並ぶ独特な世界観とそのアレンジとサウンド。
まさに「パンドラの匣」の前段階です。

あとモヒカンKOHTAがカッコ良すぎ。

書庫内関連記事→Angelo ALvino キリト 漆黒のシンフォニー(V.A.) TURN OVER(V.A.) THE END OF THE CENTURY ROCKERS(V.A.) VISUAL ROCK BEST COLLECTION(V.A.)
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