MUCC (ムック) 2 [M]

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[BEST OF MUCC]
(2007:UNIVERSAL SIGMA)
Vo:逹瑯 Gt:ミヤ Ba:YUKKE Dr:SATOち

結成10周年を記念してリリースされた初のベスト・アルバムです。
WORST OF MUCC」も同時発売されていますが、
こちらはメジャー以後のシングル作品を中心に収録されています。

僕くらいの薄いファンにはお誂え向きの作品です。
最初期のようなヘヴィーな楽曲は程ほどに、
綺麗なメロディーと歌詞が並んでいます。
とにかく聴きやすい。

昔のバンドはメジャーに行くと
商業的になってどうのこうのっていうのがありました。
見方を変えれば、このバンドもそうなんでしょうけど、
楽曲が良いんだからどうでもいいことです。('20/3)

[ 朽木の灯]
(2004:UNIVERSAL MUSIC)
Vo:逹瑯 Gt:ミヤ Ba:YUKKE Dr:SATOち /per:桜澤"Bluck"泰徳

メジャー2枚目の通算4thのフル・アルバム。
歌謡曲かと思うほどのメロディーと7弦ギターや5弦ベースが奏でるヘヴィーなサウンド。
当時の流行り、といえばそれまでなんでしょうけれど、
たぶんムックの本流はこの系統なんでしょうね。
この押し潰されそうな暗く重い世界観。
このアルバムが持っている、全てを曝け出したような凄まじい意思は圧倒的です。
何よりもこの慟哭感がたまらない。('11/10)

[ 葬ラ謳 ] [追記]
(2002:DANGER CRUE ENTERTAINMENT)
Vo:逹瑯 Gt:ミヤ Ba:YUKKE Dr:SATOち

そして、デンジャークルーに移籍してリリースされたインディーズ2ndアルバム。
「このCDには不愉快な表現が含まれています」
この記載通りに胸糞悪い陰鬱な楽曲しかありません。
前作も大概でしたが、その傷口を更に抉ったような作品です。
もちろん、サウンドも重くて暗い。
キャリアの長いバンドになりましたが、この時期の特異を切り取った作品です。

そして、歌詞カードの最後にシレっと書かれた「-NO SYNTHESIZER-」。
そこは見て見ぬふりをします。それが礼儀。

[ 痛絶 ] [追記]
(2002:密室ノイローゼ)
Vo:逹瑯 Gt:ミヤ Ba:YUKKE Dr:SATOち

2001年にリリースされた1stフルアルバムがリマスタリングされ、曲順変更やボーナストラックが追加された3rdプレス版です。
とはいえ、僕は比較対象を聴いていないので割愛。

'90年代ヴィジュアル系の闇の部分が魅力的に映ってしまった一部の人々。
たぶん、その方々が好き好んだその先が「密室系」だったんだろうと思います。
そんな頃の1st作品。
メジャー進出し、ブレイクしてからの後追いで聴いた訳ですが、
底流にある歌謡曲、GS、'90年代ヴィジュアル系を消化させてこじらせた原点的な作品でした。
そして、トラックは#69の「狂った果実」まで続きます。
確信犯的な初期ヴィジュアル系愛がたまらない。

書庫内関連記事→MUCC1 LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM -re:birth-(V.A.) PARADE(V.A.) D'ERLANGER TRIBUTE ALBUM~Stairway to Heaven~(V.A.)
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